若々しいボディラインを保つ！お風呂で簡単リンパマッサージの方法

 
年を取ったな、と感じさせる部分は外見内面含めていろいろありますが、中でも多くの人がため息をつきたくなる２トップは『しわ』『しみ』などの【肌が抱えるエイジングトラブル】と『筋力の低下』『出産による体重増加』などにより【体のラインが崩れる】ことではないでしょうか？

 
昨今では妊娠時の体重増加に厳しい制限が設けられ、子供がいても細く若々しいボディラインを保っているお母さんがとても多くなりました。しかしそれでも、若い頃のままのボディラインを保ち続けるにはやはり努力が必要です。巷に溢れる様々な方法でのダイエットの種類の多さが、女性がいかにボディラインについて苦慮しているかを物語っている、とも言えますね。

 

無理なダイエットで体は歳を取る

しかし、年齢を重ねてくると、筋力の低下や新陳代謝の低下などにより、脂肪をうまく燃やすことが難しくなります。だからと言って『食を制限する』などのような無理なダイエットは心身ともに疲弊させ、また栄養が行きわたらないお肌はそれこそ一気に加齢症状を表し始めてしまいます。ですから、30代40代になったら【食べずにどうにかする】ではなくて文字通り【手をかけて】ボディラインを守ってあげましょう。

 

ボディラインを守るリンパマッサージ

その最たるものがリンパマッサージです。このマッサージは、体中を巡っているリンパの流れを良くすることで、体内に滞っている老廃物の排出を促し、むくみのない引き締まったボディへと導いてくれます。

リンパマッサージというと時間と手間とお金がかかるようにも思えますが、本格的にやろうと思ったらサロンに通ったり高級ボディクリームを揃えたりしますので、それもあながち間違いではありません。しかし最初からそう決めてかかるととてもハードルが高くなってしまいますよね。ですから最初は簡単なお風呂でのボディマッサージをおススメします。お風呂場でしたら洗い流すタイプのボディクリームを使ってもいいですし、また続けられるかどうか自信がない、という方の場合はこの際ボディソープでも構いません。ボディソープの場合はクリーム類と違って肌への成分浸透による効果などは期待できませんが、しかしそれでも身体をマッサージするすべりの良さを助ける効果はあるからです。

 

リンパマッサージのやり方

クリームでもソープでも滑りの良い物を手に取ったら、まず、リンパの中でも太いリンパ腺がある場所、鎖骨・脇・足の付け根・ひざの裏、足首この５点をグリグリと刺激してあげてください。この部分を最初に刺激し柔らかくしておくことで、マッサージにより流れ始めた老廃物がそこに溜まることを防ぎます。そしてあとはその部分に対して上から掌を滑らせるイメージです。

お顔から鎖骨、手首から脇、脇やお腹から足の付け根までゆっくりと撫で下ろしたら、続いて足の部分は足首を掴んでぐるりと刺激し、両手でひざ裏まで肉を持ち上げるようにして撫で上げ、太ももについても同じように今度は足の付け根まで掌全体を使ってマッサージしてください。

このとき、特に指先に力を入れて刺激する必要はありません。脂肪を潰すには力を入れて、それこそ痛みを感じながらする方法もありますが、リンパの流れを良くするためであればそこまでの力はいらないのです。掌全体を密着させて、気持ちいいくらいの圧でマッサージしてみましょう。

 
こうやって毎日手をかけてあげることで、少しずつではありますが体は変化します。お風呂上がりのストレッチと組み合わせて実行するとより高い効果実感が得られますよ。