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【私の体験談】突然現れた頭皮湿疹。発見から現在まで



髪 頭皮

 

頭皮湿疹の原因には、皮脂や汗の過剰分泌、パーマ液やカラーリング剤に配合されている化学物質によるかぶれ、シャンプーなどのヘアケア製品に配合されている主原料や化学物質によるかぶれ、過剰なシャンプー、頭皮の乾燥などがあります。
そして、これらはすべて外部からの刺激によるものですが、身体の内部に問題が原因となって現れる頭皮湿疹もあります。
実は私自身、数年間に渡って頭皮湿疹に悩まされた時期がありました。
ここでは、私の体験をもとに、頭皮湿疹ができてしまった原因についてお話をさせて頂くことにします。

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美容師さんのひとことで知った頭皮の症状

それは、美容院に行ったときのことです。
「あら、ずいぶん苦労してるのねえ」
実は、私の頭皮の一部には、小指の先ほどの円形脱毛症ができていたんです。もう、パニック。ショックを受けた私は、慌てて美容外科へ飛び込んだのでした。
そして、美容外科で処方された内服薬を服用すること数ヶ月。円形脱毛症は無事に解決したものの、今度は頭皮全体に異常が現れるようになりました。
はじめて頭皮湿疹が現れたのは、確か3月か4月頃だったのではないかと記憶しています。

 

 

頭皮がチクチク痛痒い!

シャンプー後にドライヤーをかけて、しばらくすると頭皮にチクチクとした痛いような痒いような、妙な感覚が走りました。
そして、その夜はそのままなにごとも起こらなかったのですが、翌日になって私の頭皮のチクチク感はさらにひどくなり、頭皮を触ってみたところ、なんとなくポツポツとしたできものができているのがわかりました。
さらに、暑い季節でもないのに、頭皮がじっとりと汗ばんでいるのがわかりました。
頭皮湿疹の原因は汗?

 

 

頭皮湿疹の原因を調べまくる

まず、汗や皮脂の過剰分泌により、頭皮湿疹ができやすくなることがわかりました。
でも、なぜ急に頭皮が汗ばみやすくなったのか・・・。
とりあえず、その原因を確認しなくては先に進むことができません。
そして、あれやこれや調べているうちに、
「過度なストレスを受けた場合には、脳内物質であるアドレナリンの過剰分泌が始まり、皮脂分泌が多くなることがある。さらに、活性酸素の増加に伴い、頭皮に痒みが現れることがある」
という記事を発見しました。

 
そして私は、円形脱毛症ができた経緯、さらに、頭皮湿疹ができるまでの経緯を、それまでの生活を振り返りながらゆっくりと反芻してみました。
職場の人間関係、家族との関係、自己処理能力を超える残業や家事・・・。
そして、睡眠不足。
ストレスからくる飲酒や喫煙。
これだ・・・。

 

 

ゆっくりお風呂、そして睡眠時間の確保

当時、運動部に所属する子供を二人抱えていた私にとって、休息という言葉は夢のまた夢、自分とはまったく関係のない別世界の言葉のように思えていました。
そこで、今すぐにできることを考えてみたわけです。
お風呂と睡眠。
この時間だけは、私がゆったりとくつろげる時間であるはずです。
そこで、カラスの行水をやめて、ゆっくりとお風呂で身体を温め、お風呂上がりにはリラックスしながらビールを一杯。
そして、できる限り6時間以上の睡眠時間を確保する工夫を行ってみました。
すると、時間はかかりましたが、頭皮湿疹は徐々に快方に向かいました。
ですが、少し良くなったかと思うとまた悪化し、そしてまた、快方に向かう・・・。
この繰り返しで、今度はこの現象自体が大きなストレスとなってしまったのでした。

 

 

髪型も頭皮湿疹に影響するようです

頭皮湿疹の状態は相変わらずでしたが、だんだんとそれにも慣れ、頭皮湿疹に対するストレスが薄らいだころ、突然、症状が悪化してしまいました。
とにかく暑がりの私は、1年中髪をアップスタイルにしています。
夏のある日、あの日は猛暑でした。そんな中買い物へ出かけ、帰宅後に私を襲ったのは頭皮の猛烈な痒みでした。
あまりの頭皮の痒さにアップスタイルをほどき、頭皮を触ってみたところ、ひどくベタベタしていました。
そこで、一か八か、ドライヤーで頭皮の汗を飛ばし、頭皮の状態を確認してみたところ、頭皮にはたくさんの赤いポツポツが現れており、見るも無残な状態に・・・。

 

原因は頭皮の汗

おそらくその原因は、アップスタイルにしていたことにより頭皮の汗が乾燥しにくい状態となって、雑菌が繁殖してしまったことによるものでしょう。
その日はいつもより念入りなシャンプーを行い、ドライヤーで髪と頭皮をきちんと乾かしてから就寝しました。

 
これが功を奏してか、翌日の朝のべたつき感はなく、ひとまず小康状態となった感がありました。
ですが、まだ油断はできないと考え、しばらくの間は頭皮に負担のかかりやすいアップスタイルをやめ、普通に髪を下ろした状態で過ごすことにしました。
すると、日数はかかりましたが、徐々に症状は軽くなって行きました。

 

紫外線も頭皮に良くないようです

そして、さらに調べてわかったことがあります。
猛暑の日に私の頭皮に現れた湿疹は、どうやら紫外線の影響も受けているらしいということ。
顔や腕などには日焼け止めをたっぷりと塗り込んで外出したものの、紫外線に対して無防備な状態だった頭皮は、頭皮湿疹という形で、私に警鐘を鳴らしたのでした。

 
それ以降、帽子が嫌いな私は、3月以降の紫外線の放射量が増える時期になると必ず日傘の使用で頭皮を守ることにしています。
現在でもまだ頭皮湿疹が現れることがありますが、かつてのようなひどい状態になることはなくなりました。
また、現在ではヘアスタイルを元のアップスタイルに戻していますが、頭皮湿疹が現れはじめたらすぐに髪をほどき、頭皮に空気を通す、あるいはドライヤーで乾燥させることを心がけています。
これにより、頭皮湿疹が現れたとしても軽い症状に留まり、自然治癒することができるようになりました。

 

原因を知ることの大切さ

頭皮湿疹は再発を繰り返すといいます。
頭皮をはじめとする湿疹が身体のどこかに現れたのであれば、直ちに皮膚科で診察を受けることがベスト。

ですが、それだけでは不十分です。
私の場合では、皮膚科で診察を受ける時間ですら確保することが難しかったため、自力でなんとかするしかありませんでした。

 
ですが、そうでないのであれば、皮膚科での診察と治療、それに加えて、ご自身の生活を振り返り、頭皮湿疹の原因となりうる原因を見つけ出すことが先決です。
原因がわからないままで間違ったケアを続けてしまうと、頭皮湿疹がさらに悪化してしまうことも考えられますから。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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