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正しいブラッシングと髪の洗い方…髪と頭皮を守り癒やすヘアケア術



シャンプー
 
女性は古くからよく、猫に例えられます。
特に”きれい好き”"身繕い好き”という部分においては、猫なのです。

同僚の一人が猫を3匹飼っているのですが、やっぱりメス猫の1匹は、彼女が身繕いをしていると近寄ってくるそうです。
自分も撫でて~、というふうに、ゴロゴロ喉を鳴らしながらそばにいるのだそう。なんでかな~と考えてみると、やはり、身繕いは気持ちいいんですよね。


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セルフケアは究極のセルフヒーリング。
朝、ぼーっと髪を梳かしているだけでも、かなりのヒーリング効果があります。それを猫は察知して、近寄って来るのです。猫は気持ちの良い波動のところに近寄る生き物ですから。

猫が身繕いするが如く、自然に可愛らしく、わたしたちも身繕い術を実践しましょう。

 

ブラッシングは木製ブラシで頭皮をマッサージ

 日本女性の髪は、たいてい厚くボリュームがあって、一本一本も太いので、柔らかい獣毛のケアブラシでは、地肌までしっかり届きません。だから、いくら髪を梳いても気持ちよくならないのです。
 ヘアブラッシングは、髪を梳かして表面の汚れを落とし、毛の流れを整えるのと同時に、地肌をマッサージするのが目的なので、私は木製ヘアブラシを使っています。
 竹製のピン一本一本の先が痛くないように丸くなっているので、地肌を傷つけることなく、気持ちよく頭皮マッサージ、毛根が刺激され血行もよくなります。
 プラスティック製に比べると、静電気が起きづらく、髪にも艶が出るのです。

 クッション性の高いゴム地にピンがいっぱい刺さった構造なので、適当にバウンズするのが、なにより気に入っています。使い心地が良く、頭皮を優しく掻いてくれる感覚が気持ちいいのです。
 プラスティック製では、この気持ちよさはまず味わえません。
 私は海外のオーガニックコスメのお店で見つけてからこれを愛用していますが、amazonなどでも取り扱っています。
 プラスティック製のブラシに比べて、しっかりしていて髪をまとめやすい。
 薄毛の人の頭皮マッサージにもぴったりです。

 

髪と地肌を守るシャンプーとヘアドライのコツ

 シャンプーは、リンスインシャンプーではなく、やっぱりシャンプーとコンディショナーに別れているものを使ってください。
 それぞれに役目があるので、シャンプーでしっかり汚れを落とし、コンディショナーかトリートメントできちんと油膜を作ってあげるのです。

 髪を洗う時は、まず湯船に浸かって全身あったまって頭皮の毛穴も開いてから、地肌を洗っていきます。
 シャンプーで地肌を洗い、一番脂っぽい脳天にシャンプーをつけ、シャワーのお湯を注ぎ足しながら、泡立てます。その泡で、頭全体の地肌をまんべんなく洗っていくのです。
 特に額の生え際は、ファンデーションなどが残りやすいのところなので、丁寧に。
 耳の上、うなじの毛の生え際のところもかなり指に力を入れて、5本の指の腹でマッサージ洗いします。

 毎日の仕事や勉強疲れで頭もこるので、毎晩こうしてマッサージしてあげるだけで、楽になります。
 髪の毛自体は、その泡の残りで軽く洗う程度でいいのです。
 そしてしっかりシャワーですすぎ、この時も地肌をマッサージしてあげます。
 サロンでは、シャンプーのすすぎは風呂桶半杯分ものお湯で流すぐらいでちょうどいいと言われています。

 洗い流したらそのまま水を切って(重力に任せてください、手で絞ると摩擦で髪が傷みます)、毛先からコンディショナーかトリートメントをつけます。
 頭皮にはお付き合い程度に流れてついた、くらいでちょうどいいです。
 それをさっとシャワーで流し、今度は手で多少絞って水気を切り、タオルを巻きつけます。

 お風呂からあがってスキンケアが済んだら、できるだけ早くドライヤーをかけます。
 これも地肌中心です。

 

「きれいの貯金」は小さくコツコツ

 
 上に髪の乾かし方なんて偉そうに書いて、大きな声では言えませんが、わたしはごくたまに、髪を乾かさずに寝てしまうことがあるんです。
 そういうと、友だちにびっくりされます。だって、あなたの髪とてもきれいなんだもん、と。

 いいんです、たまには。私には日ごろからコツコツ貯めていた”貯金”があるから、一晩くらい髪を乾かさずに寝てしまう日があっても大丈夫。
 翌日きちんと髪をブラッシングしたり、オイルをつけてケアしてあげれば、わたしの髪はいじけません。

 毎日忙しいからヘアケアにそんなに時間をかけたくない……という方もいらっしゃるかもしれません。毎日フルコースをやる必要はないのです、毎日のケアはちょっとずつベーシックなことを積み重ねていけばいいのです。

 その代わり、時間に余裕のある時にはたっぷり時間をかけてスペシャルケアを組み込んだフルコースをしてあげてください。
 そして、もし時間がなくて多少ケアをさぼってしまう日があったとしても、あまり気にかけすぎないこと。できない時は”貯金”を使えばいいのです。

 きれいを保つコツの一つに、心が健康であること、があります。
 ヘアケアしなくちゃ、時間がないけどがんばらなくちゃ、という窮屈な気持ちは時にあなたを追い込んでしまうかも。

 猫のように気ままに、自由に、心地よく、ヘアケアを楽しみましょう。
 決して、ずぼらになってはいけないけれど、チャーミングでいることのほうがずっとずっと大切です。

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