アロマオイルで楽しむ！ジャーマンカモミールを摂る方法

 
ハーブティーに化粧品にアロマオイルにと、フルーティーで甘い香りが素敵なジャーマンカモミールを楽しむ方法は色々あります。
その中でも人気の楽しみ方が、アロマオイルとしてジャーマンカモミールを楽しむ方法です。

 
雑貨屋さんなどでもたくさんの種類のアロマオイルが販売されているこの頃ですが、ジャーマンカモミールのアロマオイルは、ただ単に香りをアロマポットで楽しむだけでは勿体ない、様々な美容や健康に嬉しい効果があります。
そんなジャーマンカモミールの効果を、アロマオイルで摂る方法をご紹介します。

 

アロマポットでリラックス

ジャーマンカモミールのアロマオイルを楽しむ方法として、最もポピュラーなのがアロマポットに入れて香りを楽しむ方法です。

アロマポットはアロマの専門店や雑貨屋さんにも販売されていますし、少し前には100円ショップでも見かけることがありました。
そんなアロマポットにジャーマンカモミールのアロマオイルを数滴垂らし、ゆっくりジャーマンカモミールの香りを体の中に取り入れましょう。

アロマポットでジャーマンカモミールを楽しむことは、主にリラックス効果など、一日の緊張を解し、不安やイライラを解消する効果が期待できます。

体の不調は目で見て分かったり、痛みを感じることで実感できるものですが、心の痛みは目に見えないものなことから、なかなか実感し辛いものです。
しかし精神的に無理や緊張した状態が続けば、知らず知らずのうちに心身の健康は蝕まれてしまいます。
帰宅後や、ストレスを感じた日など、甘くて優しい香りでリラックスできるジャーマンカモミールのアロマオイルを使用して、ゆったり香りを楽しみながら、日頃の心の疲れを癒していきましょう。

ただし、アロマポットは火を使うものが多いので、就寝前に使用して火を消し忘れたりしないよう、安全には十分注意して使用しましょう。

 

入浴時に浴槽へ入れアロマバスとして

入浴剤として様々な香りのものが販売されていますが、ほとんどが合成の香りで、天然のアロマの香りだけのものは少ないようです。
合成の香りの入浴剤でも気に入ったものであれば香りを楽しむことはできますが、天然のアロマオイルを入浴剤代わりに使用すれば、より豊かで奥深いアロマオイルの香りを楽しむことができますし、使用したアロマオイルの効能も取り入れることができて一石二鳥です。

ジャーマンカモミールのアロマオイルには、精神をリラックスさせる優れた効果があるだけでなく、ニキビや傷などの炎症を抑える抗炎症作用もあります。また、多くの女性が辛い思いをしている月経前症候群や生理痛を緩和することもできます。

そんなジャーマンカモミールのアロマオイルをお風呂に入れれば、アロマバスとしてこれらの効果をゆったり実感することができます。
やり方としては、たっぷりお湯が入った浴槽に、1から5滴のジャーマンカモミールのアロマオイルを入れて混ぜるだけです。
お湯の温度を38度から39度の少し温めのものにして20分程半身浴をすれば、よりリラックス効果が高まり、ジャーマンカモミールの美容や健康効果もゆっくり取り込むことができるのでお勧めです。

しっかり温まった後、浴槽のお湯で体や髪を洗うと、スキンケア効果も実感することができるので、休日前のご褒美として、ちょっとリッチなジャーマンカモミールのアロマバスをぜひ始めてみましょう。

 

スキンケアアイテムとして使用する

ジャーマンカモミールは優れた抗炎症作用があることから、様々な化粧品にも配合されている成分です。
このことから、ジャーマンカモミールのアロマオイルをいつものスキンケアにプラスして、肌荒れや大人ニキビに悩まない、美肌を目指していくことも可能です。

手作り化粧水に加えて

まずスキンケアとして多くの人が使っているアイテムが化粧水ですが、ジャーマンカモミールのアロマオイルを使用して、手作り化粧水を作ってみましょう。
用意する材料はドラッグストアなどで売っている精製水、グリセリン、ジャーマンカモミールのアロマオイルだけです。

作り方は簡単で、清潔な容器に、精製水50ccにジャーマンカモミールのアロマオイルを5滴程好みで加え、最後にグリセリンを小さじ半分程加えて混ぜるだけです。
グリセリンは保湿効果があるので、しっとりした使い心地の香りの良い化粧水になりますし、ジャーマンカモミールの炎症を抑える効果が、ニキビや肌荒れの気になる肌を改善します。

ハンドケアアイテムとして

また、ハンドオイルやクリームとしても、ジャーマンカモミールは最適です。
ハンドオイルは、化粧用のオリーブオイルやホホバオイルにジャーマンカモミールのアロマオイルを数滴垂らして混ぜるだけで完成です。

固形のハンドクリームが好みなら、オリーブオイルやホホバオイル大さじ1に蜜蝋（ビーワックス）3ｇを加えて、電子レンジか湯煎で溶かし、溶け切ったところでジャーマンカモミールのアロマオイルを数滴加えて混ぜて冷ませば、手作りクリームを作ることもできます。

市販のハンドクリームのように、塗ってすぐサラサラにはなりませんが、しっかりオイルで保湿するので、就寝前に使用するとリラックスする効果と共に、辛い肌荒れを改善することができます。

他にも、市販の無香料のハンドクリームやボディークリームを小分け容器に分け、数回分使い切りでジャーマンカモミールのアロマオイルを数滴混ぜるのも手軽でお勧めです。気になる人はぜひ試してみましょう。