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ちょっぴりクセのある香りが魅力♪エレミのアロマの上手な活用法



アロマテラピー
アロマテラピーに接していると、時々変わったアロマにも出くわします。最初はどうやって使ったらいいか分からないかもしれませんが、他のアロマとブレンドしたり、その効能に注目して、アロマクラフトに使ってみたり、使用方法が分かると付き合いやすくなるものです。


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最近出てきたアロマの中で、今回は少しクセのあるエレミのアロマの上手な活用方法を紹介したいと思います。

 

エレミのアロマの特徴

エレミは、フィリピン原産の樹木です。カンラン科の植物で、白い花をつけます。果肉や種子は食用として重宝されてきました。アロマは、この幹の樹皮を傷つけて、出てきた樹脂から採取します。フランキンセンスやミルラといった樹脂系のアロマと近いですが、甘さの中にもシトラス系の香りもするので、樹脂系のアロマが苦手な人でも、香りを嗅ぎやすいアロマといえます。

主な産地はフィリピンの他、インドネシアなどの東南アジアが挙げられます。しかし、中東でも古くから活用されていて、古代エジプトの遺体保存に使われていました。その高い防腐作用とともに、ヨーロッパでも、15世紀頃から傷を治すための軟膏にエレミを混ぜていたという記述があるほどです。

 

エレミのアロマが持つ効果

また、エレミのアロマには、肌への効果も期待されます。皮脂の分泌をコントロールして肌をきれいに保つ働きがあることが研究でも明らかになっているのです。フェイスマッサージに使っても良し、身体を温める作用もあって、リラックス時に使っても良しの多機能なアロマの一つといえます。

香りはスパイシーさも兼ね備えた甘さがありますが、さわやかなレモンのようなアロマでもあります。これは精油の成分の中にリモネンが含まれているからです。香りも強めで、香りを嗅ぐと一瞬でストレスを軽減し、リラックスさせてくれます。おすすめの使用方法としては、疲れた時に使えるマッサージオイルにブレンドすることかなと思います。

 

エレミと相性の良い精油

ただし、特徴的なアロマであるため、あまり相性の良い精油が多くはありません。柑橘系のオレンジ・スイート・スパイス系のカルダモンなどとは比較的ブレンドしやすいと言われています。
カルダモンも、身体を温めて血行を促進する働きがあるのでマッサージオイルに使用するのに優れています。マッサージオイルとして使用する時の注意点としては、エレミもカルダモンも肌への刺激が強いアロマなので、少量の使用を心がけることです。

 
アロマテラピーで重要なのは、何事も使いすぎないことです。大量に使ったからといって、効果が期待できるものではないことは覚えておくと良いことの一つです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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