簡単イタリアンで美しく鮭のアクアパッツァ。フライパンひとつで簡単なのに華やか!
毎日料理をしていると、何となくワンパターンになってしまいがち。
手間をかける時間もないし、メニューを考えるのも面倒…。そんな時、いつもの素材をフライパンひとつでおしゃれなイタリア料理に変身させてみませんか?鮭の美容パワーも効果的に取ることができますよ。
鮭のアクアパッツァ 材料
材料(4人分) (1人分約117kcal)
生鮭 4切れ
あさり 1パック
玉ねぎ 1個
エリンギ 1パック
ミニトマト 1パック
イタリアンパセリ 適量
塩 小さじ1
胡椒 少々
白ワイン 大さじ4
鮭のアクアパッツァの作り方
(1)あさりは砂出しをしておく。玉ねぎは薄切りに、エリンギは縦に薄切りにし、ミニトマトはへたを取って横半分に切る。イタリアンパセリは荒く刻む。
(2)フライパンに玉ねぎを広げ、その上にエリンギとミニトマトを散らし、あさりと鮭を乗せ、塩・胡椒を振る。
(3)全体に白ワインを回しかけ、蓋をして中火にかけ、沸騰したら火を弱火にして5分蒸し焼きにする。
(4)煮汁ごと器に盛り、イタリアンパセリを散らす。
簡単なのに鮮やか!
とても簡単にできますが、トマトの赤と鮭のピンクをイタリアンパセリの緑が引き立て、とても華やかな一品です。ミニトマトの酸味と白ワインの風味、あさりのうまみが鮭の身に染みて絶品です。
鮭の美容効果
鮭はミスユニバースの合宿では一日2回食卓に上がるほど美容効果が高い食品です。
鮮やかなピンクの身にはアスタキサンチンという抗酸化物質が含まれています。
この成分は美肌効果が高く、化粧品にも配合されています。
若返りのビタミンといわれるビタミンEの実に1000倍の抗酸化作用があり、体の内側から若返りを助けてくれます。
特に日中浴びた紫外線による活性酸素を除去する力が強く、紫外線によるシミやしわを防いでくれます。
コラーゲンをつなぎとめる役割もしてくれるので、肌のハリを保つためにも一役買ってくれます。
アスタキサンチンは、他のカロチノイドと一緒にとると、より強い免疫効果が発揮できます。
このレシピでは、ミニトマトに含まれるリコピンが、強力なサポートをしてくれそうです。
なるべく皮ごといただきましょう
アスタキサンチンだけではなく、鮭にはプロテオグリカンという最近注目の成分が含まれていることがわかってきました。これはヒアルロン酸の1.3倍の保湿効果があります。
しかし、今までは抽出することが困難で、1g3000万円もする、庶民にはとうてい手に入ることが不可能な美容成分でした。
これが最近の研究で、鮭に含まれていることがわかりました。
アンチエイジング効果の高いオメガ3の脂肪酸が豊富なことも、見逃せない要素です。
鮭は皮ごと、なるべく焼きすぎずに食べること、他のカロチノイドを含む食品と組み合わせて食べることが効果的な食べ方です。
野菜とともに蒸し焼きにしたこのレシピは、理想的な鮭料理と言えるでしょう。