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早春の香りの美味しいお皿「たらの芽天ぷら」「のれそれポン酢」「ホタルイカとビタミン菜のからし酢味噌和え」



レシピ

 

どんなに寒くても植物や動物は春が近づいている事に必ず気がつきます。そのあたりまえの事をいつも不思議に思います。

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旬の季節は短いです!

まだ手がかじかむような時期に、季節の変化を気づかせてくれる食材に出会うのは嬉しい物です。今回は春の代表的な山菜、タラの芽、小さい体に旨みがつまったホタルイカそして毎年楽しみにしているノレソレを紹介したいと思います。
タラの芽はタラノキの新芽の事で、そのほろ苦さで人気の山菜の王様です。シンプルに天ぷらにすることでそのもちもちっとした独特の食感も楽しめます。

 

 

たらの芽の天ぷら

材料

タラの芽1パック
市販の天ぷら粉適量
塩少々

レシピ

 

作り方

1.タラの芽はさっと洗って下の茶色のガクを包丁で剥くように切り取ります。
2.天ぷら粉を適量の水で溶き、タラの芽にさっとつけたら油で揚げます。
3.お好みで塩をふって出来上がりです。
レシピ

 

 

ホタルイカとビタミン菜のからし酢味噌和え

ホタルイカに多く含まれているレチノールは皮膚や消化器官の粘膜を健康に保つ働きがあります。
今回は葉の柔らかいビタミン菜とからし酢味噌和えにしてみました。

 

材料

ホタルイカ(ボイルしたもの1パック)
ビタミン菜1わ
酢味噌
辛子適量

 

作り方

1. ホタルイカの目を取ります。ホタルイカの身は柔らかいのですが、固い目をきちんと取り除かないと、口当たりがとても悪くなります。
写真のように目の周りからくり抜くように取ると潰れず綺麗に取る事ができます。
レシピ
胴体にある透明の軟骨は非常に薄いため、それほど気になりません。
無理に取ると身がやぶれますのでそのままで頂きます。気になる方は取り除いてください。下処理をしたら余分な水分を拭き取ります。

 
2. ビタミン菜をさっとゆでたら食べやすい大きさに切って水気をしっかりと切っておきます。とても柔らかい葉なのでゆですぎないようにしましょう。

 
3. 小さじ1のからしと酢味噌を混ぜ合わせ、ビタミン菜とホタルイカを和えたら出来上がりです。
多くはボイルしたものが売られていますので他には水菜やほうれん草などの野菜と合わせて簡単に小鉢のレパートリーを増やす事も出来ます。

レシピ

 

ノレソレのポン酢かけ

ノレソレは知らない方も多いと思いますが、アナゴの稚魚で体長5センチほどの細長い葉っぱのような形をした魚です。
よく見ると小さな頭に透きとおった身体のちょっと不思議な形です。作り方はごく簡単です。ノレソレを見つけたら買って、ネギをのせポン酢をかけるだけです。
ちょっと苦味と甘味がありつるつるっとした麺のような面白い食感です。

レシピ
こうして作ってみると、春の訪れを告げる食材はこれから育っていく“子供”だったりその小さな身体にエネルギーが詰まっているものが多いことに気がつきます。
春先の旬のものは、特に私たちは生き物の命を頂いていることを意識します。こういう食べ物を頂くことで自然の恵みに感謝をし、心の栄養も蓄えたいと思います。

 

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この記事は当ブログのライター「なると わかこ」が書きました。

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