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あっ、これ効いてる!保湿とシワ対策に特化した手作り化粧水&美容液



スキンケア
私たちのお肌を健康に保つためには、適度な水分と皮脂をお肌が保持している必要があります。それには常にお肌の保湿を行い、お肌を保護する必要があります。


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それでは今回は、保湿とはなにか?保湿の目的と有効成分とはどのようなものか?について、再度確認を行っておくことにしましょう。

 

保湿とは?

私たちの表皮は、薄い角質層によるバリア機能により保護されており、外部からの水分や汚れが体内に取り込まれることのないよう、しっかりとガードしています。実は、この角質層の内部には約30%の水分が含まれており、これが私たちのお肌の乾燥を防ぐ役割を担っています。つまり、お肌が十分な水分と必要な成分を保持している状態が「保湿」であり、乾燥肌などの肌トラブルが起こる確率は低いということになります。

 

お肌の保湿成分とは?

私たちのお肌の角質細胞は、「必要成分を細胞の線維に絡ませ、お肌の弾力を保つ」、「水分を閉じ込め、外部に放出させない」、「表皮を皮脂で覆い、バリアの機能を果たす」という役割を持っています。
また、水分とはいっても、厳密には「皮脂」、「天然保湿因子」、「角質細胞間脂質」で構成されており、それらのバランスが崩れてしまうと、乾燥肌や老化肌などのトラブルが起こりやすくなります。

 

皮脂膜

角質層に約3%前後含まれていることが理想的であるといわれています。ところが、暑過ぎるお湯での洗顔、何度も洗顔を行う、お肌をゴシゴシと力を入れてこすり洗いをしてしまうなどの理由で、必要な皮脂量が圧倒的に不足してしまうことがあります。
特に脂性肌を気にする方の中には、綺麗サッパリ皮脂を落さないと気が済まないという方もいらっしゃるのではないかと思いますが、これは乾燥肌や老化肌を招くいちばんの原因となります。
くれぐれも、力を入れたしつこい洗顔にはご注意を。

 

天然保湿因子

アミノ酸や尿素、ミネラル塩類など、複数の成分で構成されている保湿成分であり、お肌の潤いや弾力をつかさどる成分です。この成分は加齢により減少する傾向にありますが、上記のような洗顔によっても、減少しやすい成分です。この成分は、お肌の保湿成分の13%前後を占めているといわれています。天然保湿因子は略してMNFと呼ばれることがありますが、これは「ナチュラル(N)・モイスチャライジング(M)・ファクター(F)を示しており、文字通りお肌にうるおいをもたらす成分であることがわかりますね。

 

角質細胞間脂質

代表的な成分に「セラミド」があります。角質細胞間脂質は、前述の天然保湿因子を上下からサンドする形で存在し、天然保湿因子の間に入り込み、コイル状に巻き付きます。これが、ヒアルロン酸と結びつき、ハリのあるお肌を保つことができるということです。ところが悲しいかな、この成分は年齢とともに減少するという特性を持っており、極度に減少してしまった場合には角質細胞にまでうまく潤いを届けることができなくなり、乾燥肌や老化肌の原因となります。

 

3大保湿成分とは?

コラーゲン

手っ取り早くご説明するのであれば、コラーゲンはゼラチン質のようなものであり、特に関節や角膜などの狭い部分に多く分布しています。実は、コラーゲンはタンパク質であり、私たちの細胞のすべてをカバーしています。

 

ヒアルロン酸

セラミドと結びつき、私たちのお肌のうるおいやハリをキープする大切な成分です。この成分は保水力が高いことでも知られており、お肌のうるおいやハリはもちろんのこと、関節のクッション材として、なくてはならない存在です。この成分はもともと私たちの体内に存在していますが、加齢や過度のストレスなどにより、減少してしまうことがわかっています。

 

セラミド

ヒアルロン酸と結びつき、見事な連携でお肌にうるおいやハリをもたらしてくれる成分です。ところが、この成分もまた、加齢やストレス、ホルモンバランスの崩れなどにより、年々減少してしまう成分です。

 

保湿化粧水の選び方

保湿化粧水を選ぶ際には、保湿だけでいのか、それとも美白も求めるのかというように、ご自身の目的をはっきりさせておく必要があります。
現在、高純度のセラミドを配合している化粧水は数多く販売されていますが、同時に美白も行える製品にはなかなかお目にかかりません。
そこで、ひとつ提案したいことがあります。
それは、保湿化粧水は「ビタミンC誘導体」の含有率が高い製品を使用し、その後でお肌への浸透力が高いといわれているセラミド配合のゲルクリームを使用するということ。
特に美白を意識している方や、アンチエイジングに目を向けている方々にはおススメの組み合わせです。

 

でも、高性能な化粧品は高い!

ごもっともです。
私は以前、別の記事で「シンエイク」と「卵殻膜」という成分をご紹介させて頂きました。
「卵殻膜」の化粧水は3カ月分で4,200円ですから、経済的にそれほど大きな負担となっているわけではありませんし、敏感肌である私の2人の子どもたちも、難なく使用することができています。
でも、「シンエイク」は1カ月分で約4,500円。これはちょっと、考えてしまう数字です。
ならば、キャリアオイルとエッセンシャルオイルではどうよ?

はい。
大成功でした。
現在、「卵殻膜」化粧水は子どもたちに取られてしまった(!?)ので、手作りアロエローション(私の別の記事で作り方をご紹介しています )と、キャリアオイル(アプリコットカーネル)+エッセンシャルオイル(ゼラニウム)の美容液で乗り切っています。

アロエローションを作るためには、かなりの手間を必要としますが、効果はバツグン!
今年の7月から完全にこのパターンでのケアを行っていますが、保湿効果バッチリ!アンチエイジング効果バッチリ!
つい先日、20代の娘とカフェでお茶をしているときに、「お母さん、なんだか急に若返らない?」と言われたのには本当にビックリしてしまいました。
「目尻の小ジワは完全に消えたし、おでこもヤバくね?」という娘。
そう?
自宅に戻り、確認してみました。
確かに……。シワが減っています。
これは続けなくちゃね!
というわけで、またもや娘に10ml入りの手作り美容液を持って行かれてしまいました(笑)

 

気になるキャリアオイルとエッセンシャルオイルのお値段は

はっきり言って、めちゃくちゃ安価です。
私はインターネットオークションを利用し、特定の業者さんとお取引を行っていますが、「キャリアオイル・アプリコットカーネル」は118ミリリットルで840円。送料は240円。今年の6月に購入し、まだ半分弱残っています。
それから「エッセンシャルオイル・ゼラニウム」のお値段は、10ミリリットルで530円、送料は240円。格安ですよね?

高性能化粧品は高い。
これは確かに否めません。
ですが、有効成分の知識を頭に入れて化粧品選びを行えば、案外安価で解決することも多々あります。

今回は少々長い文章となりましたが、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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