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排便は健康のバロメーター。トイレに入ったときにチェックしたいこと



便秘解消
 
トイレに入って何かを意識する、ということはほとんどないと思います。
とりわけ消化器に異常がない場合は用を足すだけですぐに流してしまう事がほとんどでしょう。
しかし、便秘気味の人はもちろん、そうでない人も便を出すために排便にかかった時間や便の様態をよく意識したほうが良いのです。


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その理由は、多くの日本人は便秘の少なかった江戸時代と比べると食生活に乳製品や肉類などが多く取り入れられ、それらを短い腸で消化しなければならないため常に胃腸に負担がかかっているということなのです。特に女性に関して言うと、骨盤の形や生理などの関係で男性よりも圧倒的に便秘が多いのです。

 

まずは排便にかかる時間を把握して

このように、日常的になりうる便秘を解消して予防するにはトイレに入ったらまず、どのくらいの時間で排便が終わったかを把握しておきましょう。

いきまないと便が出ない場合や出たとしてもウサギの糞のような状態であるならば完全に便秘の症状です。このような便秘は消化器の機能全体が弱っているというサインであるのと同時に食生活が荒れているという証拠ですのでわかめなどの海藻類やキャベツなど食物繊維や水分がの多い食べ物をとったり、適度に水分補給をして便に水を含ませてからトイレに向かうようにしましょう。

 

便の色や形にも気を配って

また、便の色と形にも注意して見てみましょう。
まず便の形はまとまったある程度の太さのある便が良いとされ、この時の腸内環境は食べ物のバランスやストレスが溜まっていない状態であるので快便なのです。
便色は基本的に茶褐色が一番良い色とされており、黒ずんでいるなど茶褐色からかけ離れた色の場合は便秘以外の消化器からの出血や食べ物などその他消化器の異常を表すものですので、これらを表にしてまとめておいてトイレに張っておくのも良いでしょう。

 

トイレタイムを健康管理の時間に

このようにトイレにただ茫然と入って用を足すよりもこうして便の状態から体調を管理していくという方法も健康を維持するための有意義な時間となりますし、普段はトイレの事をあまり考えないですからトイレをしているときでこそ便の状態などを意識すべきなのです。

しかし、トイレに入ったらお通じ以外のことを考えるのは止めましょう。
あくまで便通を良くすると同時に自らの消化器に関しての理解を深めて便秘を解消するために行うのです。

また、便秘ごときでクリニックに行く必要がないといって便秘を放置している人が多くいますが、誤った便秘解消法や下剤の摂取は便秘の悪化・慢性化につながりますので、不安なことがあったらお医者さんに聞いてみましょう。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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