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ホホバオイルってこんなにすごかった!ベストオイルと呼ばれる理由



アロマテラピー
 
アロママッサージを行なう際に、良い香りのするエッセンシャルオイルと混ぜ合わせ使われるホホバオイル。
このホホバオイルそのものに、ほとんど香りはありません。

では何故、ホホバオイルを混ぜるのでしょうか?


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ホホバオイルの役割

実はホホバオイルには、エッセンシャルオイルの成分を皮膚を通し、体内の血液やリンパ液へと浸透させるという役割があります。
この『成分を浸透させる』→『体内へ運ぶ(キャリア)』という性質から、ホホバオイルはキャリアオイルと呼ばれています。

スイートアーモンドオイルやグレープシードオイルなど、他にも数十種類のキャリアオイルがあり、椿油やヒマシ油、オリーブオイルもその一種です。

その中で、ホホバオイルが最もスタンダードに利用されているのには、やはり理由があります。

 

ホホバオイルの魅力

ホホバオイルは『Jojoba(ホホバ)』という、アメリカのカリフォルニア州、及びアリゾナ州から北メキシコが原産の植物のカカオ豆に似た果実から圧搾されたもので、正確にはオイル(油)ではなく天然液体のワックスなのです。

 

1. 全ての肌に安全

 ホホバオイルは非アレルギー性なので、アトピー性皮膚炎の方や赤ちゃんの肌にも安心して使うことができます。
 もちろん、目の周りに使っても安心です。

 

2. 豊富な栄養成分と抗菌作用

 無精製のホホバオイルには、ミネラル・ビタミンA・D・Eが含まれており、アンチエイジング効果が期待できます。
 更に、バクテリアや真菌から皮膚や体を守る、抗バクテリア・抗真菌性を持つキャリアオイルは、このホホバだけで、その効果はネイティブアメリカンが傷の治療や肌の乾燥防止剤として使用していたほどで、現在では、黄色ブドウ球菌やカンジダ菌などの細菌に対しても効果を発揮するというデータが報告されており、アトピー性皮膚炎の治療にも使用されています。

 

3. ずば抜けた抗酸化作用

 370℃以上の連続加熱にも変質しないほどの安定した抗酸化作用を持つホホバオイルは、長期保存においても防腐剤などを人工的に加える必要はありません。

 

効能いっぱいのワックスエステル

ホホバは、オーストラリアやイスラエルなどの乾燥地帯や、摂氏45℃の高温から氷点下まで、非常に過酷な環境下において育成が可能な植物です。

このことが、ホホバオイルの持つ最大の魅力『ワックスエステル』を育んでいるのです。

 

肌を守るバリアになるワックスエステル

 ワックスエステルとは、ヒトの体の皮脂腺で作られる脂質の主成分となっている物質です。

 脂質と聞くと、肌にとっては余分な老廃物かと思ってしまいますが、実はこのワックスエステルはヒトの肌の表面の角質 部分に約20~30%含まれており、バリア機能として皮膚を守る働きをしているのです。
 そして、そのバリア、ワックスエステルを大量に含んでいるのがホホバオイルです。

 その含有率は97%といいますから、成分のほとんどがワックスエステルと言っていいほどです。
 しかも、これほどまでにワックスエステルの高い含有率を誇るのは、35万種類もの植物の中でもホホバオイルだけです。

 

ホホバオイルが優秀だと言われる最大の理由

 キャリアオイルとしてのホホバオイルが非常に優秀であるのも、このヒトの皮脂と同じ成分であるワックスエステルが肌に良く馴染み、高い浸透力を発揮するためです。

 また、乾燥に強いホホバの特性である高い保湿力は、ヒトの肌にも例外なく作用します。
 市販のクレンジング剤では剥がれ落ちてしまう肌に必要な水分や油分も、代わりにホホバオイルを使うことで目の周りの薄い皮膚ですら、ツッパルことなく保湿しながらクレンジングすることができるほどです。

更に、ワックスエステルには皮脂のバランスを整え、ターンオーバーを正常化させる働きもあるので、肌を修復し、改善し、良い状態を維持し続けるということを、たった一つで成し遂げてしまうのが、このホホバオイルなのです。

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