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オイルにカビが?天然オイルの間違った使い方とやってはいけない保存方法



天然オイル

 

天然オイルはその名の通り、自然のものから採集されます。
それゆえ、ナチュラルで人体に対するストレスの少ないものが多いのですが、それでも間違った使い方をするとオイル本来の効果を発揮できないばかりか、肌荒れやオイルの劣化などに繋がります。
そもそも肌に合わないということもあるとは思いますが、なかには間違った使い方をしてしまっている場合もあるのです。
ここではオイルの間違った使い方及び間違った保存方法について紹介いたしますのでご参考下さい。

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精油を原液のまま使う

精油(エッセンシャルオイル)は「オイル」と名がついていますがアルコールに近いものです。
成分も非常に濃度が濃い為原液のままで使うと刺激が強すぎ、トラブルの原因になります。
よって絶対に精油を原液のまま肌や髪に使用してはいけません。
目的により、キャリアオイルや牛乳などで希釈しましょう。
基本的には1%未満と紹介されている書籍が多いですが、肌の弱い方は様子をみて調整しましょう。

 

 

精油を赤ちゃんの肌に使う

赤ちゃんの肌はとってもデリケートです。
特にペパーミントなど刺激の強い精油は赤ちゃんの肌には刺激となりますので控えましょう。
ある程度成長してから、かつ様子を見ながらつかいましょう。
キャリアオイルのなかには赤ちゃんに使える物も多くありますので、赤ちゃんのケアに天然オイルを使う場合はそういったものをチョイスします。
精油はたとえ希釈しても赤ちゃんには使わない方が良いという意見が多く見られます。

 

 

目的に沿ったものを

精油(エッセンシャルオイル)はその原料や香りによって様々な効果があります。
目的に沿ったものを使わなくてはせっかくのオイルも台無しになってしまいます。
例えばシャキッと目を覚ましたいときにリラクゼーション効果のあるラベンダーやジャスミンを使ったり、ゆったりしたいときにフレッシュな香りの精油を使うことは不向きです。

 
髪のケアにしろ肌のケアにしろ、状態を見て最も適したオイルを選びましょう。
自分にとってなにが適しているものは何かを調査するところからケアは始まっています。
また、アロマテラピーをする人のなかには「嗅いでみて最も心地よく感じる香りこそ、今の自分が求めている香り」だという方もいます。

 
精油をアロマテラピーに使う場合、自分が心地よく感じた香りがあればその効果や効能を調べてみましょう。
疲労回復の香りを気持ち良く感じたのなら疲れが溜まっているのかもしれません。

 

 

光に注意!

柑橘系の植物の精油(果実の皮を絞ったもの)は紫外線に反応し、肌に刺激を与えます。
最悪の場合、シミなどの原因になります。
レモンなどの精油を使ったケアをしたときはその後数時間は強い日差しを避けるようにしましょう。

 

 

妊娠中に避けるべきオイルもある

キャリアオイルならば妊娠中にも使える製品が多くありますが、精油のなかには妊婦に適さないものもあります。
成分が不適切なものもあれば、つわりなどが重い方だと精油の匂いで気分が悪くなることがありますので注意しましょう。
特に生理不順や子宮への刺激になるような精油は使わない方が良いでしょう。

 

 

天然オイルの保存について

天然オイルのなかには比較的劣化しにくいものもありますが、それでも保管の方法には注意しましょう。

 

温度

低温が望ましいのですが、ホホバオイルのように低い温度では固まってしまうものもありますので注意が必要です。

 

空気

封を切った精油は空気に触れ酸化やすくなりますので一年以内に使い切ることをお勧めします。ただし、精油によっては痛みやすく、一年より短い期間での使用を進めているものもありますので購入の際に確認します。

 

湿気

不衛生だったり湿気が多かったりする場所はオイルをカビさせることがありますので注意しましょう。
更に、目でみて濁っている、匂いが変わったなどの明らかな劣化が認められる場合は期限内でも使用しないようにします。

 

同じオイルを使い続けない

また、香りを目的に天然オイル(この場合精油)を使う場合、あまり長期間同じ精油ばかりを使うのは避けた方が良いと言われています。
香水と同じで鼻が慣れてしまい、より高濃度での使用を求めてしまう可能性があるからです。
その時々によっていろんな香りを試してみましょう。

 
精油のなかには香りは違えど似たような効果を持つもの(例えば落ち着いたベルガモットとセクシーなサンダルウッドは共に気持ちが落ち込んでいるときに効果があると言われています)もあるのでいろいろ試してみましょう。
また、ペットなどの動物に対するケアに天然オイルを使う方がいますが、人間と動物は違いますので、果たして本当に使用して良いのかしっかり調べてからにしましょう。

 
動物の種類によっても違いがあるので専門家に相談することをお勧めします。
天然オイルは体のケアに大変有効なものです。
その効果を最大限利用する為にも、使用方法について見直すべきところは見直すようにしましょう。

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