リラックスしすぎると肌にとっては逆効果。交感神経と副交感神経を調整して美肌になる方法
自律神経のうち、リラックスをつくるのは副交感神経です。
リラックス状態により、美肌が作られます。
でも副交感神経ばかりを働かせているのもよくありません。
交感神経と副交感神経のバランスが大切
副交感神経が働き過ぎると、以下の症状を引き起こします。
・胃酸の過剰分泌
・リンパ球の増えすぎが原因で敏感肌またはアレルギーを招く
副交感神経が働き過ぎるとどうなる?
肌の栄養を消化、吸収する、胃や腸の働きは美肌にかかせません。
過剰な腸のぜん動運動は下痢を招きます。下痢は、せっかく摂った栄養が吸収されずに体外に排出されてしまいます。同じく胃酸の過剰分泌も、消化能力が低下し、せっかく摂った栄養が吸収されません。
リンパ球が増えすぎると、過剰な抗体がつくられてしまい、アレルギー肌や敏感肌を招くと言われています。このように副交感神経が過剰に働きすぎると、胃腸不良を招き、やがて肌トラブルにまで発展します。
昼間に交感神経をしっかり働かせよう
ですので日中はしっかり交感神経を働かせ、休むときは副交感神経を働かせるようにしなければ、美肌は作れません。日中は適度な緊張感が必要なのですよ。だらだらとストレスの少ない生活を日常的に送っている人は、要注意です!
交感神経と副交感神経を使い分けて美肌になる方法
朝の光を浴びる
カーテンをあけて、朝の光を浴びましょう。太陽の光を浴びれば、交感神経を働かせられます。外に出て子供を学校へ見送りながら、軽いストレッチすれば、朝の光を浴びて交感神経を働かせます。
運動する
外に出て体操をやったり、早歩きのウォーキングやジョギングをやるのもおすすめです。激しい運動ほど交感神経を働かせられます。ウォーキングはリラックス作用がありますが、早歩きでやれば呼吸が乱れるので、交感神経を働かせられます。
アロマテラピー
交感神経を働かせるアロマは、グレープフルーツ、レモン、オレンジなどの柑橘系の香りです。昼間使うなら柑橘系を選び、寝る前のアロマバスは、副交感神経を働かせるラベンダーやイランイランなどのリラックス系の香りがおすすめです。
カフェイン
コーヒーやコーラなどのカフェインは、交感神経を働かせます。午前中に飲み、午後は控えるのがおすすめです。体に負担がかかるので、飲み過ぎには注意しましょう。
8割も?内面ケアの大切さ
美肌の秘訣は、外側からのケアが2割、内側のケアはなんと8割になります。内臓や体の機能が正常であってこそ、美肌になれるのです。そのためには自律神経を調整するのが大切なのですよ。
交感神経と副交感神経を働かせるべきときに働かせるように心がけましょう。