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身体のサビの原因となる活性酸素。活性酸素を取り込んでしまう原因と撃退方法!



アンチエイジング

 

私たちの身体の機能は、365日24時間休みなく稼働し続けています。
呼吸もまた、そのひとつです。
私たちは呼吸することにより、酸素を常に体内に取り込んでいますが、その酸素が体内に入ることにより、ある迷惑な物質が発生してしまうんです。

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迷惑な物質とは「活性酸素」

「活性酸素」は、私たちの身体の細胞をサビさせる実にけしからん物質であり、できれば身体の外に出してしまいたいものです。

 

 

そもそも、「活性酸素」ってなに?

呼吸により私たちの体内に取り込まれた酸素は、赤血球により、各細胞に届けられます。
そして細胞に運ばれた酸素はエネルギーを作り出すために脂肪や糖分などを燃焼させます。
ここで消費された酸素の約2%が、活性酸素となります。
冒頭では、「活性酸素」を悪者扱いしてしまいましたが、本来の「活性酸素」は、白血球に働きかけることにより、体内に侵入してくる細菌やウィルスを撃退してくれる役割を担っています。

じゃあ、「活性酸素」は迷惑な物質ではないのでは?
そう、「活性酸素」が単独で存在している分には、私たちの健康を守ってくれるありがたい物質なんです。

が、しかし・・・!

 

 

細胞がサビる原因になっています

私たちの身体の外側にある細胞膜は、「不飽和脂肪酸」という油性の成分で構成されており、この「不飽和脂肪酸」が「活性酸素」と結びつくことにより、細胞の酸化が起こります。
つまり、細胞がサビて老化が進んでしまうということなんですね。

 

 

「活性酸素」が発生するおもな原因

喫煙

そもそもタバコに含まれている「ニコチン」、「タール」という物質は血管を収縮させる物質であり、高血圧や動脈硬化、肺がんの原因となることもあり、喫煙そのものが健康上よろしくありません。
このような物質が体内に侵入すると、白血球はいらない物質を体外に排出するために「活性酸素」をつくり出します。
さらに「ビタミンC」の破壊につながり、細胞の老化を早める原因となります。

 

 

油分の多い食事の摂取

通常であれば、食事から摂取した油分は体内で分解されます。
分解されずに残ってしまった油分は肝臓の働きにより解毒されますが、その過程で発生しやすくなるのが「活性酸素」です。

 

 

ストレス

ストレスは、私たちの身体のホルモンバランスが崩れる原因となります。
さらに、ストレスホルモンの発生により「免疫細胞」の活動が停止してしまうことがあり、その過程で「活性酸素」が発生しやすくなります。

 

 

紫外線

これもまた、「活性酸素」が発生する原因となります。曇り空の日であっても、紫外線は常に発生していますので、極力紫外線を浴びない工夫を行いましょう。

上記では、「活性酸素」が発生しやすくなる大きな原因について述べましたが、激しい運動や極端な運動不足、コレステロール値の異常なども、「活性酸素」を発生させる原因となる場合があります。

そうはいっても、原因をすべて取り除くことが難しい場合もあることでしょう。

そのようなときには、ぜひ、下記に列挙した食品の摂取を行ってみて下さい。

 

 

「活性酸素」撃退にはビタミン群!

・ビタミンA(カロチン)の多い食品
ワカメ、人参、パセリ、シソの葉、緑黄色野菜全般

 

・ビタミンB2の多い食品
レバー、ウナギ、海苔、卵、青菜

 

・ビタミンCの多い食品
ピーマン、ブロッコリー、キャベツ、トマト、シシトウ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、青菜全般

 

・ビタミンEの多い食品
ナッツ類、小麦胚芽、玄米、胚芽米、植物油

上記で挙げた食品は、私たちの食卓でお馴染みですので、容易に摂取することができるのではないかと思います。
これらの食品を積極的に摂取し、「活性酸素」から身を守る工夫を行いましょう。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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