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アレルギー体質でもフラバンジェノールは使える?安全性と副作用



毛穴ケア
 
フラバンジェノールは、21世紀になってから化粧品として日本でも販売されるようになった比較的新しい成分ですが、今や洗顔料から基礎化粧品、メイクアイテムやサプリメント、お茶など、様々なフラバンジェノール配合の商品が販売されています。


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そんな身近な存在になったフラバンジェノールだからこそ、スキンケアや健康維持に積極的に取り入れていきたいところですが、毎日使う化粧品やサプリメントは、長い期間使い続けるものだけに、安全性の高い安心して連用できるものかどうかが心配なところです。

優れた美容効果を持つ成分だからこそ、本当に副作用などの心配はないのでしょうか?
フラバンジェノールの安全性や副作用について、ご説明していきたいと思います。

 

フラバンジェノールは安全性の高い成分

日本では21世紀になってから化粧品として販売されるようになったフラバンジェノールですが、その歴史はとても古く、フランスなどでは数十年も前から血管の病気の治療に用いられてきた成分です。
そのため、安全性はとても高く、副作用の報告も今のところ無いと言われています。
また、フラバンジェノールの原料はフランス海岸松の樹皮から採取されることから、動物性の美容成分が苦手な人でも、安心して使用することができるのも魅力です。

今や化粧品だけでなく、サプリメントや飲料としても販売されているフラバンジェノールは、活性酸素を強力に除去する高い抗酸化作用や、肌本来の保湿成分であるコラーゲンの生成の促進、角質層の保湿力アップや、メラニン色素を抑制することによる美白効果など、肌にとっては嬉しい効果がいっぱいの頼れるアンチエイジング成分です。
しかも副作用が無く、肌への負担も少ないことから、肌質を選ばず、あらゆる世代のスキンケアに取り入れることのできる、安心の美容成分だとも言えます。

また、サプリメントとして摂取すると、血液をサラサラにしたり、血管を強くしたりする作用があるので、血流不良や冷え症、生理痛などの改善にも効果を発揮します。

ただし、フラバンジェノール以外に配合されている成分をよく確認してから商品を選ばないと、肌荒れや胃腸の不調などの副作用が出る場合もあります。
配合成分をしっかり確認して、自分に合ったフラバンジェノール配合の商品を選んでいきましょう。

 

高い抗酸化作用で花粉症などのアレルギー症状の改善も

アンチエイジングの美容成分や、血流不良、生理痛改善のサプリメントとしてもお馴染みのフラバンジェノールですが、実は嬉しい健康効果はこれだけではないのです。
春先になると多くの人が苦しい思いをしている花粉症などのアレルギー症状の緩和にも、フラバンジェノールは優れた効果を発揮します。

その理由はフラバンジェノールに含まれている、OPCことオリゴメリックプロアントシアニジンと言われる、抜群の抗酸化作用を持つポリフェノールにあります。
このOPCが強力な活性酸素除去効果を発揮し、アレルギー反応によって大量に発生するヒスタミンを抑制し、鼻水や鼻づまりなどの不快症状を軽減すると言われています。

また、花粉症以外にも、アトピー性皮膚炎やその他アレルギー症状にも効果があると言われているので、アレルギー反応に苦しんでいる人は、サプリメントでフラバンジェノールを毎日の食生活に取り入れてみることもお勧めです。

サプリメントが薬っぽくて苦手な人は、サントリーのフラバン茶など、フラバンジェノールが配合されたお茶も販売されているので、食事と一緒に気軽に試してみるのもいいかもしれません。

 

妊婦や授乳中の人、怪我や持病の治療中の人は注意を

スキンケアに健康維持にとても高い効果があり、副作用もなく安全性の高いフラバンジェノールですが、妊娠中の人や授乳中の人、医師の治療を受けている人は自己判断での摂取は禁物です。
サプリメントは食品の延長線上で無害なものと考えられがちですが、通常の食事ではなかなか取れない量の栄養素を一度に摂取するものです。
普段の食事なら特に問題が無いことも、サプリメントとして一定の栄養素を多量に摂取するとなると、飲んでいる薬や体調に影響を及ぼす場合もあるかもしれません。
副作用を防ぐためにも、必ず医師や薬剤師に相談してから摂取するかどうかを決めるようにしましょう。

また、怪我の治療中の人や、出血がなかなか止まりにくい人も、フラバンジェノール配合のサプリメントの摂取には注意が必要です。
理由は、フラバンジェノールに血液をサラサラにし、血流を改善する効果があることから、出血が止まりにくくなる可能性があることです。
このような場合も必ず医師や薬剤師に相談した上で、摂取するかどうかを判断することが必須条件です。

それ以外にも、フラバンジェノールには、体重1kgに対して1mgという、摂取量の上限があります。
体重が45kgなら45mgが、健康な人が一日に摂取しても良いフラバンジェノールの上限です。
医師の指示で治療として多量のフラバンジェノールを摂取する場合以外は、安全に使用を続けるためにも、この量を必ず守るように心がけましょう。

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