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年齢を重ねることが肌が衰える最大の原因。肌の老化を遅らせる方法はあるのか?



スキンケア

 

お肌が乾燥し、うるおいをなくしてしまう原因は、まず年齢を重ねたことが一因となります。
肌がうるおいを保つには、皮脂や角質細胞間脂質、天然保湿因子といった物質が関わってきますが、これらは加齢とともに減少していってしまうのです。

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ラップと同じ薄さ!

肌のうるおいは、なんと食品を包むあのラップと同じくらいの、わずかな薄さの角質層によって守られています。
そのなかで皮脂はいわば、天然の乳液やクリームのようなもの。
私たちの肌から水分が逃げないようにするには、まずはこの皮脂が重要なのです。

 
皮脂は、皮膚の上に膜を作り、水分の蒸発を防いでくれます。
しかし、20歳をピークにして皮脂腺からの分泌量が減っていき、乾燥を招きます。
お肌の曲がり角、とよく言いますがこのように実際、皮脂などが減ってしまうという現象が起こっているんですね。

 

 

肌は保湿成分を持っている

天然保湿因子は、角質層にある保湿成分です。
私たちの肌にもともと存在するもので、アミノ酸、尿素などで出来ています。
角質細胞間脂質は、水分の蒸発を抑えるのに重要な役割を持っています。
また、外部刺激から肌を守ってくれます。
これらの場所から水分がなくなることで、細胞が萎縮してしまいます。
そして、角質のハリが失われ、いわゆるちりめんジワや小ジワの原因となっていくのです。

 
このようにして乾燥していったお肌は、角質層がはがれ、すかすかの状態になります。
すると、その隙間から水分が蒸発するという悪循環に陥ります。

 

 

基本は紫外線ケアと乾燥対策

こうしたことは、ある程度は年齢を重ねれば仕方のないことではありますが、少しでも進行を遅くしたりといった対処法はないのでしょうか?

 
まず、紫外線に対するケアを行うことが大事です。
紫外線は肌にとって大敵であり、さまざまなマイナートラブルを引き起こしますが、乾燥もそのひとつ。
紫外線のダメージによって傷ついた肌は、バリア機能が低下し、水分を保つ力も減少してしまいます。
また、紫外線は量に差はあるものの、一年中降り注いでいます。
対策は夏だけではなく、一年を通して行うように気をつけたいものです。

 
また、暖房や冷房などの空調による乾燥も現代女性の大敵と言えます。
いつでも空調の効いた室内は快適ですが、お肌は悲鳴をあげている場合も。
スプレータイプの化粧水を使うなら、水分を与えたあときちんとクリームを塗りましょう。

 
また今は小さな加湿器なども出ています。
オフィスなど自分のためだけに空調を操作できないようなところでは、そうしたものを使ってお肌をカラカラ状態から守ってあげることが大事です。

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