失恋の悲しい気持ちを、香りの効果で手放しましょう!アロマテラピーを使った心のケア
失恋をすると何も手がつかなくなるほど落ち込みますよね。いつまでも落ち込んでいるわけにはいかないとわかっていてもなかなか思うように心と体はついていきません。
失恋だけではなく悲しいことがあると涙があふれて止まらなかったり胸がズキズキして苦しかったりします。
こんなときこそアロマとマッサージで自分を癒していきましょう。まずはベルガモットやフランキンセンスの深い香りで心を癒していきます。
ベルガモット、フランキンセンス
ベルガモットは神経の緊張を取り除き落ち込んで傷ついた心を癒してくれます。また、食欲不振にも効きますので何も食べられないというときにも使ってみてください。
フランキンセンスも不安になったり動揺している気持ちを落ち着かせてくれます。肺を浄化する作用もありぜんそくなどにも有効的なアロマです。呼吸が苦しくなるほど泣いているときに使ってみてください。
思いっきり泣いたあとはオレンジやローズ、パルマローザなどで心を明るくして充電しましょう。
いずれも甘い香りで心を満たしてくれます。オレンジは腸の力を高め、毒素を排出する力もあります。
ローズ、パルマローザ
ローズはお肌の調子をと整える作用があります。ローズの香りで癒されながらお肌の調子をあげていけるといいですね。パルマローザもまたお肌の再生力を高めてくれます。
よく次の恋をすれば失恋を振り切れると言います。でもそんな気持ちになるのはまだまだ先のはず。そんなときはアロマで少しずつ次の恋への準備をしていきましょう。
イランライン、サンダルウッド、ゼラニウム
イランイランやサンダルウッド、ゼラニウムを使ってみてください。ホルモンバランスも整えてくれ、女性の魅力を引き出してくれます。
とくにゼラニウムは女性の生理痛や更年期にも使われるアロマです。普段は良い香りだと思わなくてもホルモンが乱れているときには良い香りに感じることもありますので試してみてください。
簡単アロマテラピー
まずはアロマライトで部屋をアロマで満たしましょう。そしてお風呂でもアロマ入浴をします。
ローズ2適、ベルガモット1滴、パルマローザ1滴をオイル5mlにとかしてお風呂に入れます。華やかな香りに包まれれば落ち込んで固くなった心も徐々にほぐれていきます。
マッサージオイルはイランイラン4滴、サンダルウッド2滴、ゼラニウム2適を植物油20mlに溶かして使用するのがおススメです。
全身をゆっくり癒すようにアロマオイルをすりこんでいきます。胸のズキズキが収まらない人は胸を外側から持ち上げるようにしてリンパを流したり、胸の中央の凹んでいるところを押してみたりします。
手を左胸にそっと置いて心臓を温めるようにするのもいいです。心臓が血液を送りやすいように自分をいたわりましょう。
失恋はそれまでの生活の終わりであるとともに始まりでもあります。アロマで癒されながら次の新しい生活に向けて準備していきましょう。
— 参考書籍 —
佐々木薫(2012)「決定版アロマテラピーのきほん」主婦の友社223pp.
渡邊聡子(2010)「アロマテラピーのきほん事典」西東社223pp.
梅原亜也子(2009)「香りを楽しむ癒される はじめてのアロマテラピー」学研パブリッシング130pp.