簡単すぎる便秘改善食品。それは野菜スティック！発酵食品と食物繊維のバランスも◎

便秘解消には野菜に含まれる食物繊維が良いと言われますが実際に効果があるのでしょうか？

食物繊維が便秘解消に有効な理由

まず、食物繊維の効能に関して触れると、食物繊維は基本的に胃では消化できないのでそのまま腸内に運ばれるのですが、それらが腸壁を刺激して蠕動運動を促して便を出しやすい体質にリセットしてくれる効果や腸内環境をデトックスすることで腸内の善玉菌を増やしやすくします。
また、消化器内にある余分な糖を絡め取って食後の血糖量の上昇を抑える効果がありますので便秘以外にも生活習慣病の予防にもつながります。

簡単でヘルシーで便秘予防にもなる野菜スティック

そんな食物繊維を手軽に効率よく取る方法が野菜スティックと言えます。
野菜スティックが便秘に効果のある理由は野菜をカットするだけで簡単に食べられるということはもちろんですが、便を形成するためのたくさんの水分が含まれているのと生野菜は加熱していない分ある程度の固さがあるため咀嚼運動が増えるため唾液消化酵素の分泌量が多くなる上、咀嚼で神経を刺激することで腸の蠕動運動を促すことができるという二重の便秘解消効果があるのです。
また、シャリシャリとした食感が楽しめてストレス解消にもなりますし、野菜そのものの味を味わうこともできるので食生活の改善もできるのです。

便秘解消野菜スティックにオススメの野菜

特に野菜スティックとして食べるのにおすすめの野菜はセロリ、ニンジン、キュウリ、キャベツ、大根で、セロリやキャベツは胃腸を保護するビタミンU、ニンジンにはβカロテン、大根にはオリゴ糖などこれらの野菜には食物繊維以外にも胃腸の調子を整える栄養素が含まれていますのでおやつや一品おつまみとして最適です。

味付けは塩か味噌で！

そして、このとき野菜スティックは塩か味噌で食べるようにし、ドレッシングや野菜スティックの素を使うのは控えてください。
理由は先にもあげたとおり咀嚼量を増やして野菜そのものの味を味わうことと、余分なものを体に取り入れて腸内で悪玉菌を増殖させないようにするためです。

なんでも食べすぎは良くない

しかし、いくら体に良い野菜スティックとはいえども食べ過ぎは禁物です。
食物繊維を取り過ぎてしまうと逆に便が腸内で水分を吸い取り過ぎて膨脹してしまい便が詰まったり固くなったりしてしまう上、胃拡張で胃が大きくなって過食になってしまうこともあるのです。

 
また、ここで紹介した野菜スティックを取り入れるなど食生活の改善でも便秘が改善されない場合は消化器科のお医者さんに見てもらうことをおすすめします。特に専門家の処置は食べ過ぎなど便秘の悪化を防ぐことが出来、根本的な治療法を施してくれることがほとんどです。

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