便秘による身体への悪影響。放っておくと女性でも痔になってしまいます

便秘になるとどのような悪影響が出てくるのでしょうか。一般的なものであればニキビや肌荒れなどがあげられます。
しかし便秘になるということは、身体にとって必要な栄養素が確保されていないと言う意味です。その為、便秘の人には共通して不調を感じる部分があります。

便秘による悪影響とは

便秘によって引き起こされる悪影響は代謝低下や肌荒れ、ニキビだけではありません。あまり知られていませんが、便秘が長期間続くとその臭いが口臭となって排出されてしまうこともあります。またお腹の中にガスが溜まり、常にお腹が張って痛みを伴うのです。

 
常にお腹が張ることで食欲もなくなり、新しい食べ物が入ってこないために腸の運動も活性化せず悪循環に陥ってしまいます。便秘になってしまったらまずは食生活を見直し、適度な運動をすることが一番です。便秘の原因は生活習慣なので、逆を言えば生活習慣さえ改善すれば便秘は解消します。ある意味便秘は自分の生活習慣が乱れているかどうかの指標にもなるのです。

便秘によって起こる病気

便が長く身体に止まる事で、別の病気を引き起こすこともあります。代表的なのが痔です。痔は便秘やデスクワークなどの座り仕事で、お尻付近の血流が悪くなることで引き起こされます。
加えて運動不足などで便を排出する為の筋肉が低下していて、急に力んで排便を使用すると切れてしまうことがあります。それが一般的に言われる切れ痔です。切れ痔は一度なると自然治癒に時間がかかり、長期で病院に通うことになってしまいます。痔で痛むのが嫌で、排便がさらに億劫になってしまうので負のスパイラルです。

 
痔は生活習慣病が慢性化した為に起こる病ですが、これも場合によっては手術を行わなければならない場合があります。単純な切れ痔であれば塗り薬で治療できますが、痔ろうなどになると傷口から膿が出てきてどんどん浸食されていくのです。

 
痔ろうの浸食が心臓まで行く前に核となる部分を切除しなければならないことがあります。たかが便秘と思っていると意外と大きなことになってきますので、常に生活習慣には気をつけましょう。

生活習慣の乱れの結果が便秘や痔

便秘や痔は生活習慣病の結晶体のようなものなので、仮に手術で治療したとしても生活習慣を見直さなければ再度同じことになってしまいます
便秘を治療するには、薬や手術に頼ることなく自分の行動によって変えるしかないのです。

 
便秘に悩んだときは、まずは病院に行って診察を受けましょう。医師に自分の生活習慣のどこに問題があるかをヒアリングしてもらうことで、習慣病解消とその他の予防にもつながります。

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