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炭酸水は便秘解消に効果があると言われていますが、痙攣性便秘の方には注意が必要です



便秘解消

 

炭酸水を飲むと、便秘に良いという話を聞いたことがないでしょうか。
実はこれは本当の話ですが、いろいろと工夫が必要です。
また普段の食生活も便秘になりやすいかどうかに大きく関係してきます。

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炭酸水は便秘に良いが、飲み方が大切

炭酸水は便秘で働きが弱まっている腸のぜん動運動を活発にさせる働きがあります。
ただコーラやサイダー等の炭酸飲料を飲みすぎると糖分を多くとってしまうことになるので、味は少し物足らないかも知れませんが無糖の炭酸水を飲むことをお奨めします。

 

 

朝無糖の炭酸水を100ml飲んでみましょう

そして飲む時間ですが、一番お奨めなのが、冷蔵庫で冷やしておいた無糖の炭酸水を朝の起床時に100mLほど飲むのが良いでしょう。
朝起きたばかりに、炭酸水を飲むと胃の中が炭酸ガスで膨らみ、それにより消化が始まったというシグナルが出され、腸が動き出し排便反射が起きやすくなるからです。
さらに水分が補給されるので腸内で硬くなっている硬い便がやわらかくなることで排便しやすくなり、さらに冷たい刺激と炭酸の刺激で腸の運動が活発になっていきます。

 

 

無糖の炭酸水は妊娠中でも安心して飲めますが、痙攣性便秘には注意

炭酸水は妊娠中等で薬の使用を控えなければならない人にとっても非常に有用な選択肢です。

また無糖の炭酸水はお腹が膨れることからダイエット中の便秘にも有用です。このように有用な炭酸水ですが、ウサギの糞状の硬いコロコロ便が見られる痙攣性便秘では、炭酸水による刺激がかえって症状を悪化させてしまう場合もありますので注意が必要です。

 

 

医薬品でも使われていた炭酸の力

実は炭酸による排便効果というのは、医薬品でも利用されています。
便秘の改善薬ではありませんが、検査や手術の前後に腸内をきれいにするために用いられている坐剤に、炭酸水素ナトリウムと無水リン酸二水素ナトリウムという2つの成分が配合されています。
この坐剤を入れることで腸内で坐剤の基剤が溶けて炭酸ガスを発生し、それが直腸粘膜を刺激することで腸のぜん動運動が促され排便につながります。

 

 

便秘を改善する食品・悪化させる食品

炭酸水だけでなく、普段の食生活の見直しや運動不足の解消も大切で規則正しい生活を心掛けることが便秘ケアの第一歩です。
便秘を改善させる食品としては、牛乳やヨーグルトのような乳製品、バターやごま油といった油脂類、繊維質の多い野菜・果物・豆類・海草・カンテン・コンニャク等です。
一方便秘を悪化させるおそれがあるものとしては、肉類にかたよった食事です。野菜や果物もしっかりととりバランスのよい食事を心がけることが大切です。

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この記事は当ブログのライター「yakujiman」が書きました。

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