あなたが選ぶべき美白化粧品はどれ?シミを撃退する美白成分の効果
シミができてしまったために、美白化粧品を使っては見たけれど思うように白くならなかったといった経験はありませんか。
それはもしかしたら自分のシミと化粧品があっていなかった可能性があります。
正しい知識を持って、美白化粧品を選びましょう。
美白化粧品とは?
美白化粧品と呼ばれているものは「医薬部外品」に区別されています。
医薬部外品とは薬より効果は期待できないけれど、改善効果が期待できる有効成分があるものとして厚生労働省に指定されているものです。
医薬部外品に配合されている成分には次のようなものがあります。
「アルブチン」「エグラ酸」はメラニンの生成を抑制し、肌の老化を防ぐ働きがあります。
「カモミラET」はシミを作るように指示を出す情報伝達物質を抑制してくれます。
「t-AMCHA」は紫外線によるシミの生成抑制に効果があります。
「トラネキサム酸」はメラニン色素の沈着を防ぐ、人工的に生成されたアミノ酸化合物です。
「ビタミンC誘導体」はビタミンCを吸収しやすくし、シミやそばかすの予防に効果があります。
「プラセンタエキス」はメラニンの生成を防ぐとともに、代謝を高めてくれるためアンチエイジング効果も期待できます。
「リノール酸」はメラニン生成を促進する成分の抑制を行います。
「ルシノール」はシミや黒ずみの発生を抑制してくれる働きをします。
こうした成分が配合されているものを美白化粧品と呼びます。
自分のシミがどの成分に効果があるのかを知った上で、効果の高い成分が配合されている美白化粧品を選ぶのが美白には効果的といえます。
美白化粧品が効かないとされる誤解
美白化粧品は既にできてしまったメラニンを薄くするためのものではなく、これから生成されるメラニンを抑制してくれるものがほとんどなのです。
ですから少しばかり美白化粧品を使ってみたからといって、すぐに白くはなりません。
美白化粧品は肌のターンオーバーを行う際に、メラニンの抑制を抑えてくれるものが多いわけですが、肌のターンオーバーにかかる日数は少なくとも1カ月はかかります。
ですから美白化粧品の効果があらわれたと実感できるようになるのは、1ヶ月使い続けた後といえます。
使ってすぐに効果があらわれる訳ではありませんので、使い続けることを念頭に置いて購入する必要があります。
美白化粧品を使っていたらシミが濃くなったという話もよく聞きますが、これは美白化粧品がまずシミのない部分から効き始めるために、シミが濃くなったように錯覚してしまうためです。
シミへの効き目には時間差がありますので、濃くなったように見えたからといって美白化粧品を使うことをやめてしまわないようにしましょう。
またせっかく美白化粧品でお手入れしていても、その刺激でシミができてしまうといった可能性もあります。
肌をこすってしまうことを日常化してしまうと、こすってしまうがためにメラニンが生成されてしまう場合があります。
洗顔の時のこすり洗いには注意しましょう。
できてしまったシミを薄くする美白化粧品
できてしまったシミを薄くしたい場合は、予防タイプの美白化粧品ではなく解消タイプといわれるものを使用します。
スポットタイプのしみケアならば、できてしまったシミにピンポイントでケアすることができます。
解消タイプにはハイドロキノン配合のものが効果が高いといわれています。
しかし、ハイドロキノンは肌の漂白剤と呼ばれるほど刺激が強いものです。
敏感肌や乾燥肌など肌が弱い方には向きません。
肌の弱い方にはハイドロキノンよりも安全性が高いといわれているエスクレシドがオススメです。
もともと肌にトラブルがある方は、皮膚科の医師と相談の上美白化粧品を選ぶのが良いでしょう。
ピーリングとは
ピーリングはシミができてしまった後のお肌のターンオーバーを促進してくれます。
美白化粧品だけでは改善することができないシミなどの場合には、ピーリングを試してみるのも良いでしょう。
ただしピーリングを行うと、お肌の負担は大きくなります。
多くても週に1回程度に留めておくのがお肌にとっても負担が少なくて済みます。
ピーリングは敏感肌の人は行わない方が無難といえます。
ピーリングを実行した後のお肌は美白成分が浸透しやすくなっています。
ピーリングの後にもしっかりとした美白ケアを行うようして、効果を高めましょう。
肌が白くなったと実感した後が勝負!
美白化粧品を使っていて肌が白くなってきたと実感し始めたら、肌のターンオーバーが正常に働いているといえます。
美白中でも美白後でも同じことが言えますが、しっかりとした対策が必要になります。
紫外線は一日中、一年中私たちに降り注いでいます。
紫外線対策をしっかりと行うことが、美白への近道と言えます。
パウダーファンデーションをしっかりと塗っている方が、紫外線を肌に触れさせないためにシミができにくくなります。
美白対策はターンオーバーを促進することと、予防をしてシミを増やさないように注意することが大切になります。