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混合肌の人へおすすめの化粧下地とは



クレンジング
 
鼻筋から額にかけてのTゾーンは皮脂でテカるのに頬は乾燥していたり、全体的に皮脂分泌が多めでオイリーなのに、肌の水分量が少なめで小鼻の横の肌にハリが感じられない。
そんな過剰な皮脂分泌と乾燥が同居した肌を混合肌と言います。


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混合肌は外気や過剰な肌への摩擦、スキンケアアイテムの刺激が強すぎるなどの原因により、肌のバリア機能が弱まり、角質層が保水力を失って乾燥状態になった肌です。
しかし肌はそんな乾燥から残された少ない水分を守ろうと、過剰な皮脂を分泌してしまいます。

脂性肌のようにただ皮脂を抑えるだけでもなく、また乾燥肌のようにひたすら足りない油分を補うだけでもない、混合肌を快適に整える化粧下地の選び方をご紹介します。

 

毛穴を塞ぎにくいノンコメド処方のものを選ぶ

日本人の肌タイプで最も多いと言われる混合肌は、様々な原因による角質層の水分不足により、肌の皮脂分泌が多く、ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブルが起きやすい状態と言えます。
そのため、化粧下地を選ぶ際は脂性肌と同じく、毛穴を塞ぎにくいノンコメド処方のものを選ぶことをお勧めします。

しかし肌の皮脂分泌を抑えることでニキビを改善できる脂性肌と違って、角質層の水分不足を伴う混合肌は、肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを正常に繰り返すことが苦手なので、ニキビや毛穴トラブルがなかなか治りにくいのも特徴です。
これ以上化粧下地などの油分で毛穴を詰まらせてニキビを増やさないためにも、ニキビ肌用のシリーズなどに多い、ノンコメド処方の化粧下地の中から、自分に合うものを選んでいきましょう。

 

油分の多いものは避けつつ、ほどほどに保湿力のあるものを選ぶ

過剰な皮脂分泌が気になる混合肌ですが、ホルモンバランスや紫外線の浴びすぎなどが原因の脂性肌と違って、その原因は角質層の水分不足です。
そのため、皮脂分泌が多いからといって、脂性肌と同じように化粧下地を選ぶと、より肌の乾燥が悪化する可能性もあります。

肌のバリア機能が弱まり、保水力を失った混合肌には、保湿効果もある程度は必要です。
こってり油分が含まれたものはニキビなどの原因になりかねませんが、ほどほどに油分が配合されて保湿効果のある、できれば混合肌用と記載されたものを選ぶと間違いありません。

ニキビが気になる場合は、ニキビ用化粧品のシリーズから保湿力の高いものを選ぶのもお勧めです。

 

肌本来の保湿成分配合の化粧下地で角質層の水分量をアップさせる

混合肌に最も必要なのは、角質層の潤いです。様々な原因が積み重なって失われがちになっている角質層の潤いをしっかり満たすことができれば、自ずと肌は正常なターンオーバーを繰り返し、混合肌は普通肌へと改善していくことができます。

そのためには乾燥しているからとやみくもに油分を補うのではなく、程々に補った油分の下に、しっかり保水力のある成分を使用することが大切です。

保水力のある成分としてお勧めなのが、肌が本来持っている保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドです。
特にヒアルロン酸は1グラムで6リットルもの水分を保持する抜群の保水力があり、混合肌が苦手な角質層の水分の保持に高い効果を発揮します。

またセラミドも、角質層の水分保持だけでなく、弱りがちなバリア機能を改善する効果もあるので、混合肌の化粧下地に使用したい成分です。

普段のスキンケアにもこれらの肌が本来持つ保湿成分を取り入れることは、混合肌の人には効果的ですが、さらに化粧下地にこれらの成分が配合されたものを使用することで、スキンケアで補った角質層の水分を長時間保持して乾燥を改善する効果がアップするのでお勧めです。

 

なるべく洗顔料で落とせるものがお勧め

角質層の水分不足が原因で皮脂分泌が活発になっている混合肌は、ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブルになりやすく、またターンオーバーが乱れがちなので、一旦肌トラブルを起こすと治りにくいのも特徴です。

そんなデリケートな状態の混合肌には、メイクも化粧下地もできれば洗顔料や石鹸で落とせるものがお勧めです。
クレンジングにも肌に負担の少ないものもありますが、クレンジングと洗顔料の二度洗いをすると、ただでさえ少ない肌の潤いを取り除き過ぎてしまい、さらに角質層の乾燥が進んで混合肌が悪化することにも繋がります。

また、混合肌の原因の一つとして、毎日使っている化粧品やヘアケアアイテムの刺激が強すぎる場合もあります。そんな化粧品のアイテムの中で一番刺激が強いものが多いのがクレンジングです。
毎日肌に良かれと思って使っていたクレンジングが、実は知らず知らずの間に混合肌の原因になっていたということもあるものです。

洗顔料や石鹸のみで落とせる化粧下地なら、ニキビが悪化してベースメイクがしづらい時でも、顔色を整えたり、UVカットをすることができるだけでなく、肌を洗う負担も少なくて済むので安心です。
手軽に入手できるところでは、ウテナの肌色クリームが、ほんのり肌色を補正して洗顔料で落とすことができるので便利です。

また、紫外線対策を重視するなら、ベビー用の石鹸で落とせる日焼け止めを化粧下地に使用するのもお勧めです。

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