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内観のススメ。鏡では見えない自分自身を見つめる内観は、ヨガに欠かせない意識



ヨガ

 

内観ってなんでしょうか?あまり聞き慣れない言葉だと思います。ヨガを行う上で、内観はとても大切な意識です。今回は、あまり聞き慣れないけれど、とても大切な「内観」についてご説明させていただきます!

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内観とは

自分を観ていくことを内観と言います。自分を観るって鏡で?と思われるかもしれませんが、鏡で見るのを内観で自分を観ることは違います。
筋肉、血流、神経、意識など、自分が今どうなっているのかを感じていくことを内観、自分を観ていくということになります。

 
まずは、今自分の身体の中で、痛いと感じているところはありませんか?肩がこって痛い、生理痛でお腹と腰が痛いなどです。
そこから次に、もっと具体的に肩のどの筋、筋肉が痛んでいるかを細かく感じ取っていきます。
もし、痛みが無い場合は、呼吸をしてどこが動くか、どこが動いていないか、どこに力が入っているか、どこの力が抜けているかを感じてみてください。

 

 

内観によって分かること

人はエネルギーの容れ物、エネルギーそのものだということが分かります。そのことに気が付くと、自然とも同等で、エネルギーを交換して生きていると言うことが分かってきます。自分の中を見ていくことで、取り巻くものとの関係が変わってきます。

 

 

内観とヨガ

ヨガは内観があるからこそヨガなのです。内観はヨガのポーズを行っている時、その動きがどのような生理現象を引き起こすのか、またそれによって、身体と心がどう変化するのかを感じ続けることです。
内観が進み、自分を感じて観察する視野が広がれば、ヨガをより深く知り、感じていくことが出来ます。

 

 

内観の上達方法

内観を上達させるには、インナーマッスル(身体の内側の力)を意識するようにします。インナーマッスルを意識することで、表面の力みを抜くことが出来るようになり、よりリラックスした柔らかく優しい動きへと変化していくことができます。
ポイントは、少し離れたところから自分を観る意識をもつこと。少し引いて、起こっていること、現象を柔らかく受け詰めること。
この意識は日頃から持ち続けます。そうすることで、十分に客観的に物事を見ることが、自然とできるようになります。

 

 

内観のステップ

0.特にヨガ的な内観を行わない(有酸素系フィットネス)
1.肺の拡大と収縮を内観
2.呼吸筋などのインナーマッスルの内観
3.血液と神経の内観
4.各チャクラの内観
5.中枢神経の内観
6.内分泌バランスの統制と内観
7.虚(受動的な合一)の内観
8.空(能動的な合一)の内観
9.無との合一
10.無との融合

 
最後のステップはとても難しい雰囲気ですが、ヨガを熟知した指導者の元、鍛錬することでレベルは上がっていきます。活字で覚えるよりも、日々内観を意識することで自然と出来ていくレベルもあります。是非、内観を日々の生活に取り入れてください。

 
イライラしたり、怒りっぽい方、そういう時期には特にお勧めです!

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この記事は当ブログのライター「りく」が書きました。

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