秋の味覚さんまの蒲焼…ダイエットに効果的なさんまの栄養素とは?
さんまは秋刀魚と書くように、秋が旬の魚です。価格も安く、焼くだけで食べることができる手軽さもさることながら、その栄養価の高さが素晴らしい食材です。もちろん、ダイエットにもおすすめです。
さんまは焼くだけでも美味しいですが、ちょっぴり手を加えて3枚におろし、蒲焼にして食べるレシピをご紹介します。
栄養たっぷり さんまの蒲焼
材料
さんま 3尾
しょうゆ 大2
酒 大2
砂糖 大1
みりん大1
片栗粉 適量
油 適量
作り方
1. さんまを三枚におろしたら、水分をしっかり拭き取り、2等分する。
2. さんまに片栗粉をまんべんなくつける。
3. 油をしき、熱したフライパンに、身を下にして焼く。
4. 焼き目がついたら裏返して、混ぜ合わせた調味料を加える。
5. 煮詰めて、たれを絡める。
ウナギは高くてなかなか買えませんが、さんまなら1尾100円程度で購入でき、ウナギに負けない美味しさの蒲焼を作ることができます。積極的に取りたい食材がこのお値段は嬉しいですね。
さんまの効果
さんまには、青魚に多く含まれている不飽和脂肪酸、EPAことエイコサペンタエン酸とDHAことドコサヘキサエン酸が豊富です。EPAは血液をサラサラにし、動脈硬化や心筋梗塞等の血管に関わる病気を予防することができます。また、頭がよくなる成分として有名なDHAは、脳のすみずみまで酸素や栄養素を送り、体内の悪玉コレステロールを減らしてくれます。
気になる脂質も上記した2種類が主なので、ダイエット中に取りたい良質な脂を摂取することができます。
また、さんまに含まれているたんぱく質は、肉に含まれているものよりも消化されやすく、アミノ酸のバランスがとても優れているのです。
さらに、ビタミンB2も多く含まれているのですが、このビタミンには脂肪燃焼効果があり、食べることで代謝がよくなり、痩せやすい体を作ってくれるのです。
さんまは食べた物の消化が早いため、内臓を取らずにまるごと焼いて食べることもできますし、ぶつ切りにして柔らかくなるまで煮れば、骨ごと食べることも可能です。
丸ごと食べることで、様々な栄養をバランスよく食べることができますし、お値段もリーズナブルなうえ、ダイエットにも効果的と良いとこづくめのさんま。旬である秋には脂がのったおいしいさんまがスーパーに並んでいます。様々な食べ方で、栄養素満点でヘルシーなさんまを毎日の献立に取り入れてみてくださいね。