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自分との対話の時間。瞑想のポーズ「蓮華座」を組んでみよう



ヨガ

 

ヨガで瞑想している写真を見ると、ほとんどがこの蓮華座を組んでいます。是非今回ご紹介する蓮華座を習得して、すーっと気持ちよく瞑想に入っていけるようになってくださいね。注意したいポイントや、姿勢の修正方法もご紹介していきます。

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蓮華座の効果

もともと蓮華座は瞑想を行うためのポーズとされています。正しい姿勢で座ることで、深い呼吸が行えるようになります。そうすることで、より良い瞑想が行えて、良いエネルギーが巡るとされています。

 

 

蓮華座を組むポイント

蓮華座を組むときは楽な姿勢を取ることを大切します。瞑想は長時間に及ぶ場合があるからです。足がしびれたり、痛くなっては集中できませんからね。
そのため、足を組む時は、自分にとって楽な方を上にして組んでください。
もし、どちらも足を上にして組むと辛いと感じる場合は、股関節の真ん中に両足のかかとがくるようにしても大丈夫です。
自分にとって気持ちよく姿勢が伸びて、安定している足の状態にすることが何よりもポイントです。

 

 

蓮華座を組む前のストレッチ

まだ体が起きていない朝などに、蓮華座を組む前に体を少しだけほぐしてあげましょう。

 

下半身のストレッチ

1.床に座って、足の裏を股関節の真ん中であわせます。

 
2.膝の高さが左右対称になっているか確認してください。

 
3.上がっている足があれば、上がっている方の足を、息を吐きながら膝を下へ押してください。
(もう片方の足は、前に伸ばしてかかとを前に突き出しておきましょう。)

 
4.そのままの状態で、伸ばしている足に沿って前屈してください。
(ゆっくりと前に倒れながら息を吐きます)

 
5.上がっていた足の太ももを軽く叩いて、股関節に刺激を与えてください。
このストレッチで、左右のバランスを正常な位置に戻してから、蓮華座を行いましょう。

 

上半身のストレッチ

必ず、下半身のバランスが整ってから行いましょう。

 
1.床に座って、足を楽な状態で組みます。

 
2.お腹を少し前に突き出すようにします。

 
3.骨盤が真正面を向いていることを確認できる位置を探しましょう。

 
腰が曲がっていたり、猫背になっていては、体が歪んだままになってしまいます。まずは骨盤の位置を真っ直ぐにすることが大切です。

もし、股関節が硬くて痛いという方はおしりの下に座布団を敷いてください。
高さをつくることで、自然と背筋も伸びるので、楽な姿勢をとることができますよ。

 

 

蓮華座

1.足は左右どちらが上でも良いので、楽な姿勢を保てるようにしましょう。

 
2.お尻を後ろに突き出す感じで、骨盤を立てましょう。背骨をその上に一つ一つ乗せていく感じで伸ばしていき、腰への負担をなくします。

 
3.胸は反りすぎない程度に開くように心がけます。

 
4.肩の力は完全に抜いて、リラックスさせてください。横から見ると、肩と耳の位置が同じ線上にあり、その先が床と垂直になっている状態がベストです。

 
5.親指と人差し指で輪を作ります。残りの指は軽く伸ばします。
(この手の状態を「智恵印」と呼ばれています。宇宙・自然の知恵が生じると言われています。)

 
6.頭は背骨の延長線上に置く感覚で。前屈みになって顎が出ないように。

 

 

瞑想

この蓮華座の時は、目を軽く瞑る方が良いですね。
何も考えず、呼吸を意識します。気持ちが落ち着き、自分の今の状態を感じられていきます。
もし、何か考えてしまうようであれば、自分の内臓や筋肉、筋と対話してみてください。
たとえば、肩こりが酷いときは、肩の筋肉や筋に対して「どこが一番痛い?」「何でそんなに痛くなったの?」「いつから痛いの?」という感じです。
そうすると、心のどこかから、もしくは肩から答えが返ってきます。「首の近くが痛い」「パソコンを操作しているときの姿勢が辛い」「二日前に辛さが増した」という感じです。

 
そうすることで、ヨガで首をほぐすポーズをとっていこうと見つけていくことが出来ます。そして、パソコンの操作をするとき、どんな姿勢が一番楽か、改善するようになっていきます。

 

瞑想は対話の時間

瞑想は何も考えない時間ではありますが、こうして自分との対話の時間でもあります。
今の自分の心や体は、自分の今までの時間の中からつながっています。
どうすれば改善されるのかは、自分に聞いてみることが一番大切な方法なのです。
蓮華座は、とてもリラックスできるポーズです。また呼吸もしやすいので、瞑想するぞと気持ちをもっていかなくても、普段から取り入れることは可能です。

 

 

まずは5分やってみましょう

まずは、自分の下半身と上半身をストレッチでほぐし、5分、蓮華座を作ってみてください。その状態がゼロだとすると、普段の姿勢は体にとって、どの位置にありますか?プラスにする必要はありませんが、マイナスが続いていませんか?
猫背になったり、肩に力が入っていたり、呼吸が浅く、早かったりしていませんか?蓮華座で自分のゼロが分かると、どんどんマイナスは減っていくと思います。
まずはゼロを感じることから是非挑戦してみてください。

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