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ダイエット中でもOK!飲んでも太りにくいお酒はコレ!



ダイエットとお酒

ダイエット中にお酒を飲むなら、「お酒の種類」に気をつけることがポイントです。

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カロリーが高いアルコール。だけど…

そもそも、アルコールのカロリーは1gあたり7Kcalと、かなり高カロリーです。
ビールを500ml飲むと約ご飯1杯分と同じなのです。これだけ見ると、これこそ太る原因!と思いますが、安心してください。実は、このアルコールのカロリーは、脂肪として蓄えられる事が無いとされています。

 
アルコールのカロリーは、糖質や脂質のカロリーと異なり、摂取されたらすぐにエネルギーに変換されて消費されてしまうため、カラダに残らずほとんどが無くなってしまいます。
これは、アルコール摂取によりエネルギー代謝が活発になる事が要因とされており、摂取したカロリーのほとんどがあっという間に無くなってしまうため「エンプティ・カロリー(空っぽのカロリー)」と言われています。

 
通常のカロリー摂取に加えて、チョコレートでカロリーをオーバーさせた場合と、アルコールでカロリーをオーバーさせた場合、チョコレートでは体重の著しい増加が見られますが、アルコールでは体重増加は認められません。
アルコールのカロリーが体重増加には関係が無い事を示した実験です。

 
では、アルコールに自体にダイエットを妨げる原因が無いとすると、何が問題なのでしょうか。
それは、お酒に含まれている「糖質」です。

 

 

糖質をチェックしよう!

「糖質」とは、簡単に言えば炭水化物のことです。
正確には、炭水化物から食物繊維を除いたものが「糖質」と呼ばれます。
ご存じのとおり、炭水化物はカラダを動かすエネルギーとなる栄養素です。

 
飲酒でカラダの中に入った糖質は、急速に血液中のブドウ糖に変わります。血液中のブドウ糖が増えると血糖値が上がり、それを戻すために大量のインスリンが分泌されます。
分泌されてきた「インスリン」。このホルモンは、血糖値を正常に戻す働きがありますが、同時に使われなかったブドウ糖を体脂肪としてカラダに蓄える働きを持ち合わせています。

 
このインスリンの分泌をなるべく抑えるのが、お酒を楽しみながらダイエットを楽しむためのポイントです。そのためには、糖質の含まれていない、または低糖質のお酒の種類を選択する事が重要なのです。
ちなみに、最近流行の短期間で劇的に体型を変えるトレーニングジムなどで指導される食事内容は、この糖質を極力制限することが多く、飲んでもいいお酒の種類なども制限されているようですよ。

 

 

お酒の種類で糖質量が変わる

ではどんなお酒がダイエットに適しているのでしょうか。
ここからは、お酒の種類について学んでみましょう。
お酒は、「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3種類に分けることができます。

 
【醸造酒】
醸造酒は、もっとも古くから行われているお酒の製造方法です。果実や麦や米などの原料に含まれる糖分を酵母で発酵して作られます。
ビール、ワイン、清酒などが代表的な醸造酒です。
ワインなどの果実酒は、果実に含まれる糖分に酵母を加えることでアルコールに発酵します。麦や米の場合は、穀物に含まれるでんぷんを麹や麦芽を使って糖に分解して酵母でアルコールに発酵し、日本酒やビールになります。蒸留酒に比べ、アルコール度数が低いのも特徴です。

 
【蒸留酒】
蒸留酒は、醸造酒をさらに蒸留して作られた酒類で、焼酎やウイスキー、ブランデー、ウォッカなどが蒸留酒になります。蒸留酒はアルコール度数が高いのが特徴です。

 
【混成酒】
混成酒は、醸造酒や蒸留酒に香料や糖分を加えて作る酒類です。梅酒やリキュールなどが代表的です。

 

 

結局、ダイエット中はどれがいいの?

お酒の製造方法が分かると、醸造酒や混成酒には糖質が多く含まれていることが分かると思います。ダイエット中は、糖質が含まれていない焼酎やウイスキーなどの「蒸留酒」がオススメです。

 
どうしてもビールやワイン、酎ハイなどを飲みたい!という人もいるでしょう。
最近では糖質オフのビールや酎ハイも登場してきたので、そうしたものを選べば、ビールや酎ハイも楽しむ事ができます。

 
ワインや日本酒を飲みたい方は、辛口のものを選ぶとよいでしょう。
辛口のものは、甘口に比べ血糖値の上昇が少ないと言われています。

 
お酒の缶やボトルには、必ず栄養成分表が記載されています。
どのお酒を飲んだらいいか迷った際には、この成分表を参考にしてみましょう。
成分表には、エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物などの項目がどのくらい入っているかが表示されています。その際に注目するのが、炭水化物あるいは糖類(糖質)の項目です。
この項目が少ないものを選ぶようにすると、ダイエットには効果的です。

 
糖質の少ない「蒸留酒」を中心に、どうしても他のものが飲みたい!という場合には、今までのポイントを踏まえて賢く選ぶようにしましょう。

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カテゴリ: ダイエット

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