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メリロートには副作用はある?飲み方の目安・注意点は?



メリロート

 

ダイエットなどの美容の悩みは、あらゆる世代の女性にとって切実な問題です。
しかも20代の若い頃は単に見た目の問題であっても、30代、40代と年齢を重ねていくうちに、見た目だけではなく、体の内側の声にも耳を傾け、自分の体調や体の機能に従いながら一番合った方法を模索することになります。
そんな多岐に渡る女性の美容の悩みに、優れた効果を発揮するのがメリロートです。
女性ホルモンのエストロゲンの代役をするだけでなく、ダイエットにお通じの改善、コレステロールの減少や血液サラサラ効果による健康効果など、年代を問わず、あらゆる世代の女性の悩みをカバーすると言っても過言ではない、とても魅力的な成分です。
しかも、ドラッグストアなどでも気軽に入手できることや、古代ギリシアの時代から使用されてきたことなど、安全性に対する安心や、手頃に始められるところも嬉しいところです。
では、そんなメリロートを飲み続けて、副作用は大丈夫なのでしょうか?
メリロートの意外な副作用についてご説明していきます。

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メリロートの原料はハーブ。でも取り過ぎには注意が必要

メリロートの原料は、スイートクローバーの別名を持つハーブです。
ヨーロッパなどでは古代から薬として使用されてきたり、食品の香り付けとして愛用されてきたことから、安全性も高く安心して使用できる成分です。
しかしそんなメリロートも、摂取しすぎると思わぬ副作用があるようです。
メリロートの一日の摂取量は300mgとされています。
サプリメントにハーブティーにと色々なメリロート配合の食品をいくつも摂取して取り過ぎることの無いよう、摂取量には十分注意することが大切です。
ハーブ由来の成分だからと安心せず、しっかり摂取量を計算して続けていきましょう。

 

 

過剰摂取で肝機能障害の可能性も

メリロートには様々な有効成分が含まれていますが、その中でも女性ホルモンの一種であるエストロゲンに似た働きをし、血液をサラサラにする効果のあるクマリンは、美容や健康維持のためにも欠かせない成分です。
甘い臭いが特徴のクマリンは、食品ではシナモンなどに含まれているとして有名ですが、食品として常識の範囲内で食べる分には大丈夫でも、サプリメントで過剰摂取すると、肝機能に障害が出るおそれがあると言われています。
メリロートが昔から愛用されてきたヨーロッパでは、クマリンの一日の摂取量の上限は5mgとされてきました。
しかし日本のサプリメントでは、クマリンに関する規制が無いことから、ヨーロッパで定められている上限より遥かに多い量のクマリンを配合しているサプリメントもあるようです。
メリロートのサプリメントを選ぶ際には、一日5mgというクマリンの摂取量も頭に置いておき、安全に続けられる商品を選ぶことをお勧めします。

 

 

むくみ改善効果が長期連用で健康には逆効果になることも

メリロートの特徴といえば、むくみを改善する効果です。
夕方になると足がむくんで靴が履きづらかったり、ふくらはぎがパンパンに太くなってしまうということは、多くの女性にとっての悩みです。
メリロートを摂取すれば、そんな辛い足のむくみを解消し、痩せにくい下半身をすっきりすることができます。
しかしメリロートのむくみ改善効果は、長期間連用すると思わぬ副作用に繋がるようです。
メリロートには、クマリン、ケルセチンとったポリフェノールが含まれており、血液をサラサラにする効果があります。

 
血液サラサラ効果で血流が改善すると、自ずと体の中の新陳代謝も良くなり、むくみを解消することができますし、それ以外にもメリロートには優れた利尿作用もあります。
新陳代謝アップも、利尿作用も、体の中の老廃物を排出するという意味では大切なことですが、メリロートのこのような効果に頼ってむくみを解消し続けていると、自然と保たれていた体内のナトリウムやカリウムなどのミネラルのバランスが崩れやすくなり、倦怠感や息切れなどの副作用が出る場合があるようです。
このことからも、メリロートはだらだら連用するのは避けて、短期間で利用することがお勧めです。
できれは3か月、長くても6か月を目安に、必要な期間だけ使用していきましょう。

 

 

医師の治療を受けている人も要注意

病気や怪我などで医師の治療を受けて、血液凝固剤を処方されている人もいると思います。
このような薬を服用している人は、メリロートの摂取に注意が必要です。
メリロートはクマリンやケルセチンといったポリフェノールが血流を改善してサラサラにします。
しかし出血を止める目的の薬を飲んでいる人にとって、血液サラサラ効果のあるサプリメントは逆効果になってしまいます。
このような薬を服用している場合は、メリロートの摂取を控えて副作用を避けましょう。
他にも女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を成分なので、妊娠中の人や婦人系の疾患で治療や経過観察を受けている人も、副作用を避けるために、必ず医師や薬剤師に相談してからメリロートを摂取するか決めることが大切です。

 
過剰摂取したり長期間連用すれば、思わぬ副作用のおそれのあるメリロートですが、古代ギリシアの時代から薬として愛用されてきた歴史は、安全性の高い植物である証拠です。
是非用量や一日の摂取量を厳守して、安全にメリロートの長所を美容や健康維持に活かしていきたいものです。

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