> >

はちみつとメープルシロップ、ダイエットに良いのはどっち?



4bbc12baa906ab098eea6d160584df62_s
 
体に優しい甘味料として人気のはちみつとメープルシロップは、どちらも白砂糖よりもカロリーもGI値も低く、ビタミンやミネラルが摂取できるとして、人気の甘味料です。

ポリフェノールやビタミンCを含むことから、アンチエイジングや美肌にも効果があると言われている、はちみつとメープルシロップですが、ダイエットにとってはどちらが良いのでしょうか?
それぞれの持つ成分とともにご説明していきたいと思います。


スポンサードリンク



 

カロリーやGI値を比較すると?

ダイエットをすると決めて、一番気になるのが一日の摂取カロリーです。
一日の摂取カロリーを減らせば、自ずと体重も落ちると思われがちですが、ただ単に食事の量を少なくしてカロリーを減らしただけでは、思うようにダイエットできませんし、栄養が偏って健康を損なうおそれもあります。
そこで活用したいのが、GI値です。

GI値は血糖値の上昇を表す数値で、高ければ高い程、摂取した時に血糖値が急激に上昇し、太りやすくなると言われています。
基本的には野菜や大豆製品、乳製品、肉類や魚介類はGI値が低めですが、砂糖などの甘味料やご飯やパンなどの炭水化物はGI値が高めです。

野菜などGI値が低い食品を食べてからご飯などGI値が高めの食品を食べると、血糖値の急激な上昇を抑えることができますが、間食として空腹時に白砂糖たっぷりの甘い物を食べたり、飲んだりすると、血糖値は一気に上昇して、太りやすくなってしまいます。

このことから、最もGI値が高い食品である白砂糖などの甘味料を、GI値が低い甘味料に変えて、間食も乳製品や大豆製品、フルーツなど、カロリーもGI値も低めで、栄養が取れるものがお勧めです。

甘味料の中でもGI値が低いはちみつとメープルシロップは、そんなダイエット中の甘味料として最適です。
特にメープルシロップは、GI値も73と低い上に、カロリーもはちみつよりもさらに低く、カリウムやカルシウムなどダイエットに欠かせないミネラルもたっぷり摂取することができます。ダイエット中の甘味料としてぜひ摂取してみましょう。

 

栄養素で比較すると?

カロリーやGI値ではちみつよりもさらにダイエットに向いているメープルシロップ。甘味の成分である炭水化物で比較した場合、はちみつが全体の約80%なのに対して、メープルシロップは全体の約66%と低く、その分ミネラルが豊富に含まれています。

特にダイエットに欠かせないカリウムは100gあたり230mgと、甘味料の中ではずば抜けてたくさん含まれており、その量はプルーン100gあたりとほぼ同量です。

カリウムを摂取すると、体内に溜まりがちな余分な水分をスムーズに排出することができます。生理周期や生活習慣によってどうしてもむくみやすい女性にとっては、甘味料であるメープルシロップからカリウムが摂取できるということは、甘い物を食べたい欲求を満たしながら、ダイエット効果も実感できるとても嬉しいものです。
同じくカリウムを多く含むフルーツと一緒にメープルシロップを摂取して、むくみ知らずですっきりした理想のスタイルを目指していきましょう。

また、メープルシロップには、カリウム以外にも、ダイエット中に不足しがちなカルシウムが豊富に含まれています。
100gあたり75mgという量は、スキムミルク大さじ1杯に含まれるカルシウムよりやや少ない量で、やはり甘味料の中では群を抜いて多い含有量です。

はちみつにもビタミンCやたんぱく質などが含まれていますが、よりダイエット効果がある甘味料とすると、カリウムやカルシウムを比較的しっかり摂取できるメープルシロップの方がダイエットには適していると言えます。
甘いものを食べたい欲求を上手にメープルシロップでコントロールして、ダイエットを実現していきましょう。

 

お腹の調子を整えてデトックスするなら?

ダイエットを成功させるためには、多くの女性にとって悩みである、便秘も解消したいものです。
特に摂取する食品の量がどうしても少なくなるダイエット中は、食物繊維が不足しがちになり、いつもよりもお通じがスムーズではなくなる人も少なくないことと思います。
そんな便秘解消にも、はちみつやメープルシロップは効果を発揮します。

はちみつにはグルコン酸という成分が含まれており、はちみつを食べることでこのグルコン酸が腸内の善玉菌を助けて、腸内環境を整える効果があります。
また、腸の働きを整える効果もあることから、お通じをスムーズにする効果も実感できます。

メープルシロップも、マグネシウムが豊富に含まれているので、便通をスムーズにする効果が期待できます。

他にもはちみつやメープルシロップに含まれているポリフェノールには、腸内の善玉菌を増やす効果があると言われています。
但し、はちみつは65度以上で加熱すると、ビタミンやミネラルが壊れてしまうので、生のまま摂取することがお勧めです。

このことから、ダイエット中に便秘を予防したり、便秘を解消したい場合は、はちみつやメープルシロップを食後のデザートや甘い物が食べたくなった時の甘味料として使用してみましょう。
乳酸菌が摂取できるヨーグルトや、食物繊維がたっぷり取れるバナナやリンゴ、パイナップルなどを一緒に合わせると、更に便通を改善する効果がアップします。

ダイエット中の強い味方!はちみつとメープルシロップ

はちみつもメープルシロップも、どちらにも良い点があり、ダイエットをスムーズに行うために積極的に取り入れていきたい甘味料です。
総合的に考えると、メープルシロップの方がダイエットに適していますが、お腹の調子を整える効果など、はちみつの良い部分も取り入れていきたいものです。

はちみつとメープルシロップ、魅力的なダイエット効果のあるこの二つの甘味料を上手に活用して、無理なくダイエットを実現していきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.