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火山大国日本の火山活動を肌で感じられる場所福井県勝山市。火山観光スポットをご紹介します!



恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク

 

恐竜たちの時代が終わり、4000万年頃~2000万年前にかけて、アジア大陸は火山活動と地殻変動を繰り返した。
それにより約500万年前に、現在の日本海が形成したとされている。
その後も勝山周辺の大日山、法恩寺山、経ヶ岳などの「九頭竜火山列」と呼ばれる地帯は、火山活動を繰り返し、約70万年前にようやく終止。それらの火山群が活動していた証を巨大な岩石や崖、滝などから垣間見ることができる。

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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク①
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク②
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク③
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク④

 

 

弁ヶ滝

勝山市平泉寺町平泉寺の法恩寺林道線沿いにある、落差が約40メートルの滝。
見所は、滝の壁全面が溶岩で形成されているということ。さらに、滝の上と下で壁面の形に違いがあるところがポイントとなっている。
溶岩が空気で冷え固まった形には、垂直に固まった形(柱状節理)と平行に固まった形(板状節理)がある。
通常、どちらかの固まり形をするのだが、弁ヶ滝は両方の現象が起きた美しい層をしている。
初夏から紅葉にかけては木や葉で、下部の層は見え辛くなっているが、紅葉の名所でもあるので、秋がお勧め。また、真っ直ぐ垂直に流れ落ちる滝は、見ているだけで気持ちがいい。

 

 

御堂之滝

女神川を源流としている御堂之滝(のどのたき)は、溶岩が垂直に固まった形(柱状節理)が観察できるスポット。
落差は約30メートル、2段落ちの滝はなんといってもすばらしい。弁ヶ滝から車で急斜面、カーブの道をクリアして約10分の場所にある。
 

大矢谷白山神社の巨大岩塊

大野市東部にある経ヶ岳の火山活動や地盤変動で崩れ落ちてきた巨大な岩塊。
今すぐにでも神社拝殿を押しつぶしてしまいそうな高さ25メートル、横幅40メートルの岩は圧巻の迫力。
山の中にあるので見つけにくいのが難点だが、それが逆に穴場スポットとなり、たどり着いた時の感動は大きい。なんでもパワースポットにしたがる近年だが、この巨大岩塊はまだブームに乗っていないので、是非今のうちに!この神々しさは本物だ。

 

 

スキージャム勝山

約100万年前の噴火により流れた溶岩で形成たゲレンデ。
冬はウィンタースポーツ客で賑わっており、初級者から上級者まで楽しめる滑走コースとなっている。
また、子供や初心者が安心して楽しめるエリア「ビキッズ・パーク」が人気。
冬だけでなく夏も楽しめるのがポイント。
フィッシングやカヤック、カヌーなどの川遊びや、ピザ作り、カブトムシ展などのイベントも開催されている。実はこのように、ジオパークにいる認識がなくてもジオを体験していることがある。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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