クレンジングの意外な盲点とは?正しいメイク落としの方法を見直して!
美肌の秘訣は保湿!
肌のターンオーバーにとって最も妨げになるのは肌のうるおい不足。
スキンケアのポイントは保湿を怠らないこと、これは美容を意識する女性にとってはもはや常識。
保湿なら毎日しっかりしていますって声も多く聞くようになりました。
でも果たして保湿だけで満足していいのか……。
美肌のためには、ただ保湿するだけではダメ!
もうひとつ重要なことがあります。
それは保湿よりも先にくるクレンジングです。
肌の正常な機能を高めるためには自分で十分に作り出すことができないうるおいを“与えるケア”が大事ですがそれよりもまず、うるおいをスムーズに受け入れる状態を作るための“お掃除のケア”をしておく必要があるんです。
クレンジングが十分じゃないとせっかくの保湿のケアも効果が半減してしまいます。
そればかりでなく肌トラブルを招くことにもなりかねません。
クレンジング方法を変えるだけで劇的に肌質が変わった、という人もいるくらい。
なかなか治らないニキビに悩む人は、もしかするとクレンジング方法に悩みの原因がひそんでいることも考えられます。
肌の状態を大きく左右するクレンジング
クレンジングはそのやり方次第で肌状態を大きく左右するんです。
これをきっかけにぜひ、毎日のクレンジングや洗顔方法を見直してみてはいかがでしょう。
意外に知られていないなと感じることは「ファンデーションは想像する以上に肌のキメに入り込んでいる」ということです。
クレンジングの時はこのキメに入り込んだファンデーションの粒子をきちんと浮かせてあげなければいけません。
丁寧なクレンジングを!と言うと、うっかりゴシゴシと力を込めて肌をこすり洗いしてしまいがちですが、こすり洗いでは反対にファンデーションの粒子を肌のキメに押し込んでしまうことになるんです。
これではクレンジングが肌に負担をかけることになってしまいます。
丁寧なクレンジングとは力は入れず、時間をかけて行うことです。
メイクを肌から切り離して、しっかり浮かせるにはクレンジングの使用量にも注意を払う必要があります。
使用量が少ないとこれもこすり洗いの原因になってしまうからです。
正しいクレンジングの方法
クレンジング料を適量手のひらにとったら、指の腹を使ってくるくると円を描くように肌になじませましょう。
クレンジング料が肌と指の間のクッションになるようなイメージで、摩擦しないように優しくなじませます。
生え際やフェイスラインはクレンジングが十分にできていないことが多いので、特に注意してください。
なじませる時間は短くても2分以上。
クレンジング料が体温と同化する前に流してしまうのはNGです。
馴染んだ後の洗い流しも十分に行いましょう。
熱すぎず、冷たくもないぬるま湯で流していきます。
ぬるつきがなくなるまで丁寧に流したらその後はダブル洗顔で仕上げてください。
ダブル洗顔もこすらず泡で洗うように心がけましょう。