> >

紫外線対策は日焼け止めだけじゃNG!日傘・帽子・手袋フル活用術



紫外線
紫外線は太陽から降り注いでいますが、頭上からの直射光のほかに、地表から反射した反射光というものを約5%受けています。
この反射光はプールや海などの水面になると10%に上がり、スキー、スノーボードの際の雪面ではなんと80%にもなります。
また空気中で光が空気の分子にあたって散乱されて降り注ぐ散乱光というのもあり、顔の側面や後頭部にも約20%の紫外線を浴びていると言われています。


スポンサードリンク



 
ですので、日焼け止めを顔に塗っていたとしても、頭皮や耳、うなじなども紫外線を浴びていて、到底日焼け止めだけでは対応できないことがわかります。

 

日傘や帽子、手袋の活用を

日傘は帽子よりも広い範囲の紫外線を防ぐことができる一番のおすすめアイテムです。
紫外線カット○○%、遮光率◇%と記載がありますので、できるだけ高い数値のものを選びましょう。
ちなみに紫外線カット機能というのは、紫外線A/B波はカットしますが、光や熱は通します。
遮光機能とは、紫外線A/B波だけでなく、可視光線や熱も遮断するので、涼しさも求められます。
夏は紫外線も暑さも防ぐ、遮光率の高い日傘が便利ですね。
最近多く見かける、シルバー色のコーティングのされた生地の日傘は、遮光タイプです。
洋傘の業界団体であるJUPAでは、遮光率99.99%以上のものを「遮光1級」という名称をつけていますので、これも日傘選びの参考にしてください。

帽子や手袋も繊維に紫外線を防止する薬品を練り込んだり、織り込んだりして、紫外線をカットする数値を表示したものも多くあります。
日傘や帽子、手袋でしっかりと紫外線をカットした上で、それでも漏れて注がれる反射光や散乱光の紫外線を日焼け止めで完全にブロックするという方法が有効と考えられます。

 

サングラス

瞳にも紫外線の悪影響があり、角膜炎や結膜炎などの障害をもたらすこともわかっていますが、実は最近の研究で、目からの紫外線情報が脳に伝わると、カラダ全体で、紫外線に敏感に反応する体制が作られ、その結果わずかな紫外線でもメラニンの生成が促進されてしまうことがわかっています。
そのためにも、目から紫外線の情報を入れないように、サングラスをつけることがシミ予防になることがわかってきました。
サングラスも紫外線遮断率が記載されていますので遮断率が90%以上の高い数値のものを選びましょう。決して黒や茶色の色味だけで選んではいけません。
また、レンズが大きいものや、横からの紫外線の侵入が遮断されている構造のサングラスがおススメです。

 

年々進化する紫外線防止グッズ

近頃は、繊維の紫外線カット機能が進化して、白やアイボリーなど涼しげな色味でありながら、紫外線遮断効果の高い日傘や手袋、帽子などが増えています。
またサングラスも色の薄い、クールな透け感のあるレンズも開発されています。
夏は全身黒ずくめだと、見る側も暑苦しいですよね。
涼しい色合いの紫外線防止グッズを活用して、クールに美しく、万全に紫外線を防ぎましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.