フォトフェイシャルの種類は4つ。効果の違いを知って自分にあったフォトを選ぼう
フォトフェイシャルには、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか。
ここではその種類と、それぞれの違いなどを簡単に説明していきたいと思います。
フォトフェイシャル
まず、一番シンプルな、フォトフェイシャル。
これは最もベーシックなものでIPLという光を使って、肌のトラブルを改善します。
たるみ、シワ、赤ら顔、シミなどさまざまな症状に効果を示します。
フォトフェイシャル・ファースト
これは、フォトフェイシャルの進化版だと言えます。
従来の機器で利用していた光の波長域は3種類でしたが、こちらでは7種類に増えています。
それにより、症状や肌質にに合わせた波長などを選択することができるようになり、効果を高めることに貢献しています。
また、高性能ヘッドが採用されており、このヘッドを交換することで、さらにきめ細かい部分へのアプローチを可能にしました。
これまで難しかった、肝斑の治療などにも効果を表します。
冷却装置が付いており、皮膚を冷やして照射を行うため、やけどなどの危険性が下がります。
産毛の脱毛効果もあるため、顔のトーンアップにさらに効果を発揮。
従来機機より、施術時間も短くなることが多いです。
また、施術データが記録されるデータベースを有しており、患者に応じた治療プログラムが行えることが特徴となっています。
フォトRF(オーロラ)
フォトRF(オーロラ)は、フォトフェイシャルで使われているIPLに、ラジオ波(RF)という高周波を組み合わせたもの。
オーロラという呼ばれることがあるのは、機器の名前が「オーロラ」だからです。
フォトフェイシャル単品での施術と違い、高周波を同時に当てることで、低い出力で効果を出すことが期待できる、より安全でダメージが少ない施術となっています。
光は肌の表層部分に作用するもので、高周波は肌の真皮層まで届きます。
どちらのメリットも兼ね備えた治療法と言えます。
ただ、シミ治療に関してはフォトフェイシャルを行ったほうがより効果的です。
とは言え、他の肌トラブルにも効果を発揮するため、複合的なケアを望んでいる方には有効です。
フォトフェイシャルアクネス
フォトフェイシャルアクネスは、アクネ菌の殺菌に特化した機器です。
周りの組織にダメージを与えることなく、ニキビの原因となるアクネ菌だけを殺します。
同時に皮脂も破壊するため、オイリースキンにも効果を発揮します。
ニキビ再発を抑える持続性は3ヶ月ほどとなっています。
効果があるのは、白ニキビではなく炎症を起こしている赤ニキビに対してとなっています。