ケアは早めにが鉄則！乾燥肌が引き起こす3つの怖～い肌トラブル

 
水分と油分のバランスが崩れ肌の乾燥が進みバリア機能が破壊されてしまうと、自然に改善することはほとんどありません。

 
「少し肌が乾燥しているかな？」と感じた時点で適切なスキンケアを始めなければ、肌の乾燥はどんどん進み健康な肌へ戻すためにたくさんの時間もお金もかかってしまうことになります。

また、肌の乾燥を放っておくと乾燥以外にもさまざまな肌トラブルの原因になるのです。

 

肌の乾燥が老け顔の原因に？

健康な肌は水分量が多く、皮膚の深部からうるおってハリやツヤのある若々しい肌を維持することができます。

しかし、肌の乾燥を放っておくと肌の水分量がどんどん不足し、カサカサとした肌質や水分を失ってしぼんだハリのない皮膚が目立ちはじめ、やがて老けて見られる大きな原因である”シワ”や”たるみ”となって肌の表面に現れます。

また、乾燥による水分量の不足やバリア機能の低下により、肌のターンオーバーは乱れシミができる原因にもなります。

 

ニキビは乾燥肌でも発生します

ニキビというと、脂性肌のような皮脂が多い肌の人が悩まされるイメージがありますが、実は肌の乾燥もニキビの大きな原因になっているのです。

ニキビができる原因は、だいたいが毛穴のつまりによるもの。
古くなった角質やメイク汚れなどが、皮脂と混ざり合って毛穴に詰まることで炎症を起こしニキビが完成するのです。

では、なぜ乾燥して皮脂が少ない状況でもニキビができるのでしょうか？

それは、乾燥による角質層の水分不足が原因です。
角質層の水分が減少すると肌は柔軟性や弾力性を失い、キメの粗い硬くゴワゴワした肌になってしまいます。
そうするとだんだん皮膚がたるみだし、それに合わせて毛穴も縦に伸びて広がったり硬くなってしまったりするのです。
そんな状態の毛穴には汚れや角質、皮脂が詰まりやすくなりニキビの発生につながります。

 

角質がポロポロ剥がれる皮むけ

お肌の乾燥がかなり悪化してくると、皮膚の頻繁な皮むけが始まります。
少しの刺激で、乾燥した角質がぽろぽろとムケ続けるのです。

ここまで進行してしまったら、肌のバリア機能はほとんど破壊されていてターンオーバーも正常に行われていません。

ここまで乾燥がひどくなってしまうと、メイクをすることも難しくなり改善するまでにたくさんの労力と時間を必要とします。

このように、「まだ大丈夫……」と乾燥を甘く見ていると健康な肌を取り戻すのはとても難しくなってしまいます。
お肌の乾燥を悪化させないためには早めの対策が何よりも一番重要だということを頭に入れておきましょう。