いちばん肌に優しい洗顔剤は固形石けん。知っておきたい正しい顔の洗い方

基礎化粧品の中でも、一番に顔につけるものとして、洗顔料があります。
洗顔料は美容成分を期待するものではありませんが、美肌を作り上げるにはとても大切な基礎化粧品の一つです。
顔の汚れが残ったままだと様々なトラブルに見舞われることもあり、洗顔は基礎中の基礎です。

洗うための洗顔剤、シンプルなものを選んで

洗顔料は様々な種類があり、洗い上がりに左右するものが多いのですが、美肌を目指す場合はシンプルなものをなるべく選択すると良いと思います。
洗顔料の多くは強い洗浄力を持つ化学薬品を使用していて、顔には安全なものを使っていますが、日々、行う洗顔ですので、化学薬品がどっぷり使われたものを使うのは気が引けてしまう所です。
洗顔料の裏を見て、なるべく自然から取れたものが多く配合されているものを購入して下さい。

しっとり？さっぱり？

また、洗い上がりに差が出るものが多くあります。
例えば、さっぱりとした感じで洗い上げるもの、洗い上がりがしっとりとした感じになるものなどありますが、しっとりと仕上がるものの方が洗顔料に使われる油分が多く、また、化学物質も多く使われる傾向があるため、注意が必要です。

 
顔を洗った後は化粧水や美容液などで肌を整えるため、洗顔料にしっとり感を求める必要はありません。
洗い上げた後にしっかりとケアをすれば問題ない事を頭に入れておいてください。
洗顔料の材料はできるだけ自然の成分が多い物、シンプルなものを選んでください。

洗い方にもひと工夫

そして、美肌を作る洗顔には洗い方にもポイントがあります。
洗顔料をよく泡立てて使用するのは常識ですが、泡の細かさが洗顔には大きなポイントとなることをご存知でしょうか？
きめの細かい泡を作って日々の洗顔に当てると毛穴の奥の汚れをしっかりと落とすことが出来ます。

 
しかし、手で泡立てただけではなかなかきめの細かい泡を作ることが出来ないため、泡を作るネットなどを使いしっかりと泡立て洗顔するのがお勧めです。

 
そして、洗顔する時はその泡を顔の上で滑らせるように洗って下さい。
ゴシゴシ洗うのではなく、泡がつぶれないように手の平で泡を動かす様なイメージで行って下さい。

 
顔の皮膚はとても繊細で傷つきやすく、また、毛穴の奥の汚れを落とすのが大変です。
それでもしっかりと汚れを落としておかないと、お肌のトラブルにすぐ繋がるため、しっかりと優しく丁寧に洗い上げることが大切なポイントとなります。
たかが洗顔料の泡ですが、きめの細かい泡を作って洗う事は美肌への第一歩と言えるので、ぜひ試してもらいたいところです。

洗顔剤は基礎化粧品？

基礎化粧品のくくりに入るのは化粧品だけではありません。
洗顔料も入ることを知っていますか？

 
基礎化粧品とは顔の肌を美しく保つための基礎を作る化粧品を指すので、洗顔料も基礎化粧品の一部なのです。
洗顔料を選ぶことも化粧水や美容液を選ぶのと同じくらい大切な事になります。

 
洗顔料を選ぶときにまず知ってもらいたいのが、洗顔料の種類です。
洗顔料には固形石鹸タイプ、クリームタイプ、泡タイプ、リキッドタイプ、パウダータイプなどがあります。
代表的なものは固形石鹸タイプかクリームタイプ、泡タイプの３つですが、どれが一番肌に優しいと思いますか？

肌に優しいのは固形石けん

正解は固形石鹸タイプです。
固形石鹸の中でも純石鹸は自然の原料で作られているので、とってもお勧めです。
なぜ、固形石鹸タイプがお勧めかというと、界面活性剤の量がクリームタイプや泡タイプと比べるととても少ないのです。
クリームタイプや泡タイプの洗顔料は、クリーム状、泡状をキープするために界面活性剤がたくさん含まれています。
界面活性剤は肌に化粧品をなじませるのに必要な要素ですが、その含有量が多いと、肌に問題を引き起こす可能性があります。

 
特に肌の弱い人は界面活性剤が原因となって皮膚が荒れてしまったりする事もあるため、洗顔料は界面活性剤の含有量が少ない固形石鹸タイプがお勧めです。

 
また、固形石鹸タイプは材料がシンプルなものが多く、適度な洗浄力を持っているため、お肌への負担が一番少ないと言われています。

 
クリームタイプや泡タイプは使い勝手が良く、泡立ちも良いので、良いと思って使っている人は多いのですが、良いと思う理由の裏には化学成分がたくさん含まれているのを頭に入れておいてください。

皮脂が多いタイプの方にも固形石けんがおすすめ

固形石鹸タイプはオイリー肌の人にもお勧めです。
固形石鹸タイプは他の洗顔料と比べると油分が少なく、洗い上がりがしっとりというよりも、さっぱり洗い上げることが出来、オイル肌に対して、余計な油分を上乗せすることがないので、汚れも落とせてかつ、顔の油分を調節してくれる役割も行ってくれます。

 
固形石鹸はもちも良く、クリームタイプや泡タイプと比べると長く使う事が出来るため経済的です。
ただし、固形石鹸を使って顔を洗う時、泡立ちが少々悪いので、泡を作りやすくするためのネットなどを使って泡立ててから洗顔するようにして下さい。

 
また、水気に弱いので、使用した後は石鹸の表面を水ですすぎ、石鹸を乾燥させるようにして下さい。
水の中に浸けておくと石鹸はどんどん溶けてしまうので、注意が必要です。
固形石鹸は様々な洗顔料の中でも優秀かつ、お勧めできるものなので、洗顔料を選ぶときの１つの候補として見てみて下さい。

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