> >

夏と冬とではインナードライ肌のお手入れ方法を変えるべき?




 
大人ニキビや毛穴の黒ずみなど、様々な肌トラブルを伴うインナードライ肌を改善するためには、毎日のスキンケアが大切です。

しかし日本には四季があるので、冬は乾燥して気温も下がりますし、夏は普通に生活するだけで汗だくになるほど湿度も温度も高くなります。


スポンサードリンク



 
そんな季節の変化に応じて、化粧品を使い分けている人も多いと思いますが、季節ばかりを気にして、自分の肌質に合わないケアを続けていると、季節の変わり目に肌荒れや大人ニキビの悪化など、肌トラブルを起こしやすくなるので注意が必要です。

では、皮脂分泌が活発だけれど、水分量が少ないデリケートな状態のインナードライ肌改善のためには、夏と冬のお手入れはどのようにしたらいいのでしょうか?
ご説明していきたいと思います。

 

季節を通して基本は水分補給の保湿ケア!

市販の化粧品には、ベタつきの気になる夏場にはさっぱりした使用感のものを、乾燥が気になる秋や冬にはしっとりした高保湿タイプのものを使用するよう宣伝しているものもありますが、インナードライ肌は基本的に、季節を問わず、水分補給を中心とした保湿ケアを行うことが大切です。

筆者もかつてインナードライ肌で悩み、様々な化粧品を使ってきましたが、一番効果があったのは、ヒアルロン酸やセラミドなど、肌本来の保湿成分が配合された化粧水や美容液を毎日使い続けるということです。

インナードライ肌はどうしても肌の保湿力が低めなので、朝スキンケアをしっかり行っていても、時間とともに潤いが失われて乾燥した状態になりがちです。
洗顔後しっかり手のひらやコットンで保湿成分が配合されたしっとりタイプの化粧水を重ねづけして水分補給した後、ヒアルロン酸やセラミドが配合された美容液をさらに重ねると保湿効果が持続するのでお勧めです。

暑い季節にあれこれ顔につけるのは億劫かもしれませんが、インナードライ肌を改善するためにもぜひ水分補給の保湿ケアを心がけていきましょう。

 

夏にも保湿!インナードライ用おすすめクリーム

保湿成分配合の化粧水や美容液でしっかり肌に水分補給をした後は、乳液やクリームなど、保湿の蓋と言われるアイテムで潤いを閉じ込めることが必要です。

しかしインナードライ肌の場合は、過剰な皮脂分泌のせいで大人ニキビに悩む人も多く、乳液やクリームの中には、毎日使うことで大人ニキビを悪化させてしまうものもあります。
そこで乳液やクリームを選ぶ目安としたいのが、合成界面活性剤やシリコンの配合量です。

なかなか全表示された成分を見て判別するのは難しいですが、敏感肌用や自然派、オーガニック系のシリーズのしっとりタイプのクリームや乳液を選んだり、おばあちゃんの時代からあるようなロングセラーのクリームを選ぶと、比較的肌に負担の少ないものが多く見つけやすいです。

薬効クリーム黒龍(黒龍堂)

そんな市販の保湿クリームでお勧めなのは、薬効クリーム黒龍というクリームです。無香料(35g 1,200円税抜)のものと香料の入った銀線(35g 900円税抜)、銀線よりさらに美容成分が濃厚な金線(35g1,000円税抜)の三種類がありますが、どれも水分を使用していないコクのあるクリームで、抜群の保湿能力があるロングセラーです。
炎症を抑える効果のある酸化亜鉛が配合されているので、ニキビが気になる肌でも使用することができるのも嬉しいところです。

ベビーワセリン(健栄製薬)

また、市販のクリームや乳液がなかなか合わない場合は、オリーブオイルなどの植物オイルや、ワセリンもお勧めです。

健栄製薬のベビーワセリンは、60gで500円前後と手ごろな上に、日中でも安心して使用できる純度の高いワセリンです。
ごく少量を手に伸ばし、顔にスタンプを押すように薄く伸ばせば、べたつきもあまり気にならず、暑い季節もエアコンの乾燥などからインナードライ肌をしっかり守ることができます。

市販のクリームや乳液は様々な種類のものが販売されています。
自分に合った保湿力の高いものを選び、季節を問わず使い続けることが、インナードライ肌改善には必要です。
暑い季節もしっかり保湿の蓋をして、潤いを保持していきましょう。

 

乾燥対策に…就寝前に行うインナードライ肌改善スキンケア

乾燥の気になる冬や、真夏に一晩中エアコンをつけて寝るよう場合は、就寝している間に肌が乾燥してしまいがちです。
インナードライ肌はただでさえ肌の保湿力が低いので、就寝中に乾燥してしまえば、さらにターンオーバーのサイクルも乱れて、肌質を改善することが難しくなってしまいます。

そこでお勧めなのが、このような乾燥が気になる季節に行う、就寝前のケアです。
入浴後、いつものスキンケアを行い、保湿の蓋までしっかりした後、就寝する枕元に、ワセリンやシアバター、保湿力の高いクリームを常備しておきます。
そして布団に入る直前に、薄く保湿クリームを手のひらに伸ばし、乾燥の気になる目元や口元を中心に顔全体にもう一度保湿の蓋をします。
この一手間を加えるだけで、翌朝の肌の調子は全然違ってきます。

インナードライ肌を改善するためには、肌の保水力を保持して、ターンオーバーのサイクルを正常な状態に近づけることが大切です。
そのためには、どうしてもインナードライ肌が苦手な水分の保持を、肌質が改善するまで化粧品で補う必要があります。

保湿のスキンケアを頑張って、やがてターンオーバーのサイクルが整ってくると、自ずとインナードライ肌は改善され、過剰な皮脂分泌も、大人ニキビも毛穴の黒ずみも、全ての肌トラブルが解決します。
そして保水力が改善された肌は、普通肌として肌トラブルの起きにくい、安定した状態になります。

インナードライ肌をこのような状態に改善するまでには、数か月から数年という、長い時間が必要かもしれません。しかし自分の肌に合った保湿重視のスキンケアを季節を問わず頑張っていれば、必ず改善するものです。
夏も冬もしっかり水分補給と保湿の蓋を怠らないようにして、根気よくスキンケアを続けていきましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.