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手作り卵白パックの作り方・やり方【体験した感想】



手作り卵白パックの作り方・やり方【体験した感想】
卵白パックにはいくつかやり方があります。どれもお家にあるもので簡単にできるものばかりなので、目的に合わせて行ってみてください。筆者も卵白パックを体験しましたのでその感想も書いています。


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⇒手作り卵白パックの成分と効果
 

1.泡立てないで作る卵白パックの作り方

 
まずは泡立てない卵白を使用する方法です。時間もかからず一番お手軽です。

用意するもの

卵白(1/2個~1個分)

作り方

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卵を卵黄と卵白に分けます。
泡立てる必要はないので、分けた卵白をそのまま使います。

やり方

クレンジングが終わった肌に手ですくった卵白を乗せ、顔全体になじませます。
そのまま5分~10分ほど時間を置いてから、ぬるま湯で流します。
時間をおかずに流すだけでも小鼻の汚れなどはよく落ちます。(卵白洗顔)
時間は浴室内の湿度などにもよると思うのですが、パリパリになってしまうと乾燥の原因になるため、完全に乾く前に流しましょう。

2.卵白パックを泡立て「メレンゲ」にする

作り方

卵白(1個分)をボールに入れて、泡立て器や洗顔ネットで泡立てます。
筆者は手動の泡立て器を使いましたが、電動のものや洗顔ネットでも大丈夫です。しっかりと泡になり、ツノがたてば大丈夫です。
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やり方

クレンジングをした肌の上に卵白パックを乗せ、5分~10分時間をおきます。その後ぬるま湯で洗い流します。水が入ってしまうと分離しやすいので、クレンジングのあと手の水気を拭き取っておいたほうが泡が長く続きます。

卵白パックを洗い流すときに注意すること

卵白は60度以上になるとタンパク質が熱変性し固まる性質があります。パックを洗い流す際に60度を超えることはないと思いますが、温度に気を付けないと卵が凝固してしまい、排水管詰まりなどが起きることがあります。使用した器具を洗ったり、パックを流した後のお風呂場の掃除をする際などは注意が必要です。

卵白パックのアレンジしたやり方

 

卵白パック+はちみつ

 
卵白1個分に対して大さじ1~2杯ほどの蜂蜜を加えてから肌に塗っていきます。泡立てても泡立てなくても良いのですが、泡立てる場合、何も加えない場合よりも泡が滑らかになり、よりもっちりと弾力のある状態になります。

卵白のみの場合は、卵の匂いが気になったのですが、蜂蜜を加えた場合は蜂蜜の甘い香りに癒されながら、パックすることができます。パックも乾燥しにくくなるので、長時間顔にのせておくことができます。蜂蜜の保湿作用が加わって、しっとりとした弾力のある肌になります。

卵白パック+小麦粉

 
卵白1個分に好みの硬さのペーストになるまで小麦粉を加えます。卵白1つ分に対して大さじ1杯ほどで良いと思います。(筆者は小麦のアレルギーがあるので、コーンスターチで行いました。)できたペーストを顔全体に塗り、5分ほど置いてから洗い流します。

一番パックらしいのがこのアレンジです。毛穴の汚れがすごく吸着される感じがありました。塗りやすいペースト状なので、顔はもちろん体にも使いやすいです。

卵白パック+塩

 
卵1個分の卵白に対して小さじ1~2杯ほどの塩を入れてパックを作ります。パックを塗る1時間ほど前に塩を入れておいたほうが、塩の結晶の角が取れるので肌に優しくなります。

塩はお家にあるもので構いませんが、ミネラルが豊富な天然のものを使用するのがオススメです。塩の引き締め効果で毛穴が引き締まり、何も加えない場合よりもしっかりとした洗い上がりが実感できます。スクラブ効果が高くなるので、脂性肌の方により向いています。

卵白パック+砂糖

これはもうメレンゲそのものですね。卵一個分の卵白に対して大さじ1杯ほどの砂糖を加えます。軽く混ぜ合わせたものをシュガースクラブのようにそのままなじませて使用しても良いですが、泡立てた場合蜂蜜同様に泡がもっちりと弾力が良くなるので、泡立てるのがオススメです。砂糖には保湿効果があるので使用後のつっぱり感も少ないため、肌が弱く塩のスクラブが合わない方にも使いやすいです。

卵白パック+エッセンシャルオイル

 
卵白パックの匂いが気になる方(ほとんどの人が気になるとは思います)にはお好きなエッセンシャルオイルを少し入れるのがオススメです。筆者は安眠作用・肌の鎮静作用のあるラベンダーの精油を使ってみました。

匂いが気にならなくなるだけではなくて、精油のリラックス効果や、精油によってはさらに美肌効果がプラスできるのも嬉しいですよね。泡立てても泡立てなくても良いですが、泡立てたものの方が精油の香りがほんのりとして、リラックス効果が高まるように感じました。

アロマオイルとして売られているものの中には、肌に直接つけてはいけないものも多いので、オイルの選び方には十分注意し、必ず直接肌に触れても良いものを使用してください。

卵白パックは髪にも使える

 
卵白にはアミノ酸が豊富に含まれているため、ヘアケアにも効果的です。特に明るめのカラーやブリーチをした髪・パーマをかけている髪は、薬剤で髪内部のアミノ酸が壊れ、スカスカになっているため、内部補修ができる卵白パックはオススメです。また、頭皮の汚れを分解してくれるので、スキャルプケアにもオススメです。

スキャルプケアの場合、ぬるめのお湯で髪の毛全体をしっかり流します。タオルで軽く水気を切り、泡立てた卵白パックを頭皮になじませます。5分ほど時間を置いてから洗い流します。卵白パックで汚れは落ちているので、シャンプーはせず、トリートメントで仕上げます。

ダメージ補修を目的とした場合は、通常通りシャンプーをした後に毛先などダメージの気になる部分に卵白パックをなじませます。こちらも5分ほど置いて洗い流します。そのままでもいいのですが、きしみが気になる場合は通有使っているトリートメントやコンディショナーで仕上げます。

髪の毛に卵白パックを使用する場合は、泡立てたほうがムラなくつけることができるので、オススメです。濡れている状態では髪がきしみますが、乾くとサラサラで軽い仕上がりになります。

また、髪の毛が半乾きの時は、匂いがかなりきついです。筆者はエッセンシャルオイルを入れた状態で行ったので、バスルームの中では匂いは気にならなかったのですが、乾かす前はかなり匂いました。(硫黄のような匂いがします。) 乾いてしまえば、あまり気にならないのですが、いつもの髪の毛の匂いとはちょっと違いました。

しかし、髪の毛にはしっかりとしたコシができ、ペタッとしがちなトップの髪の毛もふんわり立ち上がったので、効果は大満足でした。

卵白パックをやってみた感想

 
筆者は乾燥肌で、ニキビなどはほぼできませんが、敏感肌でかなり肌が薄いタイプです。泡立てずに卵白パックを行った場合、肌になじませる段階で若干の刺激を感じました。塗った後時間を置いている間は特に刺激はなく、洗い流した後も赤みなどは特に出ませんでした。

小鼻の黒ずみがすっきり落ちて、肌も全体的につるつるしていて、よく洗えている感じがありました。余分な角質がピーリング効果によって落ちたのか、化粧水の入りがいつもより良かったです。乾燥が少し気になったので、保湿はいつもよりしっかり行ったのですが、翌朝の肌はサラサラとしてとても気持ちのよい触り心地でした。

泡立ててから行った場合、肌に乗せているあいだの刺激はほとんどなく、泡立てていない時のようなつっぱり感はありませんでした。

しかし、肌に乗せた時の厚みが出るため、卵の生臭いにおいが気になり、パックを置いているあいだは辛かったです。エッセンシャルオイルは蜂蜜を入れたものは気にならなかったので、においが苦手な方はなにかにおい対策をするのがよいと思います。毛穴のヨゴレ落ちは泡立てていないものと差はありませんが、肌当たりが優しい分すっきり感は少し劣るような気がします。

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