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徹底比較!カレンデュラオイルと馬油の違いと共通点



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オイルは乳液やクリームと違って、天然素材そのものだったり、最低限の防腐剤やビタミンEなどの酸化防止剤を添加しただけのものが多いことから、肌への刺激も少なく、肌質を選ばず安心して使うことができることが魅力です。

そんなオイルには、様々な種類がありますが、ロングセラーとして根強い人気があるのが馬油です。
昔から火傷やあかぎれの薬として親しまれてきた馬油は、優れた保湿効果があるだけでなく、様々な美容効果もあることから、今でも雑誌などに紹介されることがしばしばあります。


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そんな馬油と「皮膚のガードマン」ことカレンデュラオイルは、どちらも古来より薬として使われてきた、優れたスキンケア効果のあるオイルですが、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。ご説明していきたいと思います。

 

馬油は皮脂に最も近い天然オイル

馬油は馬の脂肪分が原料の動物性のオイルです。
一滴ずつ使用できる液体のものと、瓶などジャータイプの容器のクリーム状のものが主に販売されていますが、馬油を配合したシャンプーやボディーケアアイテム、スキンケアアイテムはそれこそとてもたくさんの数が販売されています。

そんな馬油は古来より日本で火傷やあかぎれ、痔の薬として愛用されてきたオイル。オイルと言うと塗るとベタベタしそうなイメージですが、馬油は肌への浸透力が高いので、すぐにしっとり潤います。
その理由は馬油の主成分が馬セラミドであるため。馬セラミドは人が持つヒトセラミドと構造が似ているので、皮脂に最も近いオイルだからです。

そんな馬油は保湿力もとても高く、スキンケアだけでなく、ヘアケアやボディーケアに愛用している人も少なくないことと思います。
保湿以外の効果としては、優れた抗炎症作用や、血流を改善する作用があります。
そのため、オイルが苦手なニキビが気になる肌も、ニキビの炎症を沈めながらしっかり保湿をすることができます。

他にも肌がゆらぎがちで角質層が極度の水分不足で過剰な皮脂分泌に悩むインナードライ肌や、敏感肌にも安心して使用することができます。
また、馬油は食べることができるほど安全性も高いので、安心して連用できるのも嬉しいところです。

肌の血流が改善すると、肌の隅々にまで保湿成分や栄養が行き渡り、自ずと角質層の潤いもアップして、正常なターンオーバーを繰り返し、肌トラブルを少しずつ改善することができるようになります。
1瓶1,500円前後で入手できる上に、一度に使用する量はほんの少量で良いことから、コスパも良く、ドラッグストアやスーパーなどでどこでも入手できるのも魅力です。

香りは若干馬油独特のものがありますが、気になる人は香り付きの使いやすいものも販売されているので好みのものを探してみましょう。

 

馬油とカレンデュラオイルとはどこが違う?

馬油が日本で古くから親しまれてきたオイルなら、カレンデュラも、古来より西洋で愛用されてきたハーブです。
ヨーロッパではオイル以外にも、食用として料理やお菓子の飾りつけに使われたり、ハーブティーとしても親しまれています。
そんなカレンデュラを植物油に漬けて抽出したカレンデュラオイルも、馬油同様、切り傷などの手肌の傷に効果のあるオイルです。

ただし、馬油が馬セラミドが主成分なのに対して、カレンデュラオイルはβカロテンやサポニンなどが多く含まれています。
このことから、肌の保湿や抗菌作用を発揮するだけでなく、カレンデュラオイルは傷ついた肌や粘膜の再生を促す効果が期待できます。

また、ハーブティーや食用としてカレンデュラの花を摂取することで、風邪や喉などの炎症を和らげる、解熱作用や抗炎症作用を期待することもできると言われています。
馬油同様、血流を改善する効果もあることから、オイルとして肌に使用すれば、肌の血流を改善して潤いをアップさせることができますし、ハーブティーや食用として摂取すれば、全身の血流を改善して健康効果を高めるだけでなく、婦人系のトラブル改善にも効果が期待できます。

馬油が馬セラミドで肌を潤すことで、ターンオーバーを整えて肌トラブルを改善するなら、カレンデュラオイルは肌の保湿と同時に植物性のビタミンAであるβカロテンによって、ターンオーバーを促すことで美肌を目指すオイルです。

 

妊娠中の体にも安心して使えるオイル

馬油もカレンデュラオイルも、どちらも女性の体で最もデリケートな会陰マッサージに良いと推奨されているオイルです。
馬油は皮脂に最も近いオイルであることから、デリケートな会陰部分に安心して使用することができますし、カレンデュラオイルは粘膜を柔らかくする効果があることから、出産時のダメージを軽減する効果があると言われています。

カレンデュラオイルと馬油は、植物性と動物性ということだけでなく、効能も成分も異なるオイルですが、どちらも古来より薬として愛用されてきた体に優しいオイルなことから、甲乙つけがたい優れた効果が期待できるオイルだと言えます。
スキンケアにマッサージに、カレンデュラオイルと馬油のそれぞれの良いところを活かし、優しく肌を労わりながら使用していきましょう。

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