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ローズヒップに副作用はある?使用上の注意点について



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「ビタミンCの爆弾」の異名を持つローズヒップは、その名の通り、レモンの約20倍ものビタミンCを含有する、美容や健康に嬉しい効果がいっぱいのハーブです。

ハーブティーとしてお馴染みのローズヒップティーとしてだけでなく、サプリメントや化粧水、オイルなどのスキンケアアイテムとしても人気のローズヒップですが、体にいいことづくしのローズヒップにも、副作用や使用する時に注意すべき点があるものです。

ローズヒップを安全に長く楽しむためにも知っておきたい、ローズヒップの副作用の有無や使用する際の注意点についてご説明していきます。


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ビタミンCは一度に大量に摂取しても全部吸収できない

ローズヒップは、「ビタミンCの爆弾」と言われていることからもわかるように、ビタミンCをはじめ、ビタミンB群やビタミンA、ビタミンE、ビタミンKなど、様々なビタミンが含まれているハーブです。そのためローズヒップから作られるローズヒップティーを飲むことで、これらの成分をたっぷり摂取することができます。

また、ローズヒップティーはノンカフェインであることから、妊娠中や授乳中の人でも安心して飲むことができますし、ローズヒップティーを飲むことで、美肌やダイエットを実現するだけでなく、風邪などの感染症から体を守る効果も期待できます。

このことから、一日も早く肌トラブルを解消したり、ダイエット効果や健康効果を実感したいからと、ローズヒップティーを水代わりに飲む人がいますが、ビタミンは一度に飲んだ分が全部吸収できるわけではなく、余分に摂取してしまった分は尿と一緒に排出されてしまう栄養素です。
一日に2~3杯を目安に、朝昼夕方など時間をおいて、効率よく摂取していきましょう。

 

ローズヒップティーの飲みすぎで起こりうる症状

ローズヒップティーに含まれている成分で代表的なのはやはりレモンの20倍もの含有量を有するビタミンCです。
このビタミンCは健康や美容にとても有益な成分ですが、多量に摂取すると、吐き気や胸焼け、下痢などの副作用を発症するおそれがあると言われています。
胃腸などの消化器官に負担をかけないためにも適量を守り、過剰にローズヒップティーを摂取することは避けるようにしましょう。

また、ノンカフェインで妊娠中や授乳中でも安心して飲むことができるローズヒップティーですが、酸味が強いことから、元々胃の調子が良くない人などには、刺激となり胃痛の原因になる場合もあります。
胃の調子が良くない時はローズヒップティーの摂取は控えて、麦茶やどくだみ茶、黒豆茶など、他のノンカフェインのお茶を楽しむようにすることをお勧めします。

 

ブレンドされている茶葉や成分にも注意を

ローズヒップティーは、ローズヒップティーそのものでもたくさんの商品が販売されていますが、相性が良くてノンカフェインのハイビスカスティーと一緒にブレンドされている商品もたくさんあります。
ハイビスカスティーもノンカフェインでむくみ予防や美肌を実現するのに効果のあるハーブティーですが、妊娠中に飲んでも問題ないとされているローズヒップティーに対して、ハイビスカスティーは月経刺激作用があるため、妊娠中は摂取を避けるべきと言われています。
一見どちらもノンカフェインで栄養豊富なので、つい摂取したくなる組合せですが、妊娠している人は副作用を避けるためにも、ローズヒップのみのものを選ぶことをお勧めします。

 

ローズヒップオイルは酸化に注意!

ローズヒップから抽出されるローズヒップオイルは、アンチエイジングから美白、保湿などあらゆる肌トラブルに効果があると言っても過言ではない、万能美容オイルです。
しかも天然由来なので、合成界面活性剤や乳化剤が苦手な敏感肌の人でも安心して使用できるのが嬉しいところです。

しかし、そんな肌に優しいローズヒップオイルにも注意すべき点があります。

必ず使用期限内に使い切る

まずローズヒップオイルは、空気や日光に触れることでとても酸化しやすいオイルだということです。
ローズヒップオイルには使用期限が定められているものが多く、だいたい3か月から半年を目安に使い切ることが勧められています。
オイルは数滴ずつ使用することから、なかなかなくならないかもしれませんが、酸化したオイルは肌に良いものではありません。
必ず冷蔵庫や冷暗所などで保存し、使用期限内に使い切るように心がけましょう。

日中の使用にはUVカット製品を重ねて

また、ローズヒップオイルオイルは日光に当たっても酸化します。日中のスキンケアにローズヒップオイルを使用する際には、油やけを避けるためにも、一緒に日焼け止めやUVカット化粧品を重ねることをお勧めします。

匂いが気になる場合には?

ローズヒップオイルは黄金色のとても綺麗なオイルですが、その匂いはバラの香りとは程遠い、ちょっと生臭い魚のようなものです。
名前と匂いのギャップがあることから、初めて使用した人は驚くかもしれませんが、ローズヒップオイルの匂いがどうしても苦手な場合は、手作り化粧水に混ぜたり、手持ちの乳液やクリームにその都度混ぜて使用すると、匂いもあまり気にならずローズヒップオイルを使用することができます。

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