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ポリフェノールのメリットとデメリット。簡単にできる色素沈着解消方法



ポリフェノール

 

優れた抗酸化作用で、老化や病気の原因となる活性酸素を除去する高い効果があるのに、手軽に入手できて摂取しやすい成分であるポリフェノールは、健康維持や美肌を目指す人にとって、とても頼れるありがたい成分です。
しかしそんなポリフェノールも、やみくもにたくさん食べればいいというものでは無いようです。
ポリフェノールの持つメリットとデメリットを知り、上手に毎日の食生活に取り入れていきましょう。

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ポリフェノールのメリットは手軽に摂取できること

ポリフェノールの一日の摂取量の目安は、1,500mgです。
赤ワインやコーヒー、緑茶や紅茶は、グラスやマグカップに1杯(約200ml)飲めば、約400mgものポリフェノールを摂取することができます。

 
それ以外にもレーズンやプルーン、ぶどうなども100gあたり約200mgのポリフェノールを含んでいますし、チョコレートにもポリフェノールはたっぷり含まれています。特に店頭で見かけることも多くなった、ビターな味の高カカオチョコレートは、少量でたっぷりポリフェノールを摂取することができるので、間食にコーヒーなどの飲み物とともの摂取すれば、簡単に一日に必要な摂取量をクリアすることができます。

 
他にも野菜や果物、はちみつ、大豆製品などにも含まれているので、毎日の食生活に気軽に取り入れて美容や健康効果を実感してくことが可能です。
活性酸素は日々体内に蓄積されていくので、抗酸化作用のある成分は欠かせないものです。しかしどこでも安価で簡単に入手できるポリフェノールなら、誰でも簡単に摂取しつづけることができます。
そんな手軽さ身近さが、ポリフェノールの最大のメリットと言えます。

 

 

抗酸化作用以外にも、幅広い健康効果が期待できる

ポリフェノールの効果と言えば、美容にも健康にも大敵の活性酸素を除去する、優れた抗酸化作用ですが、他にも様々な健康効果が期待できます。
例えば、ポリフェノールを摂取し続けることで、花粉症などのアレルギーを緩和したり、ガンになりにくい体を作ることもできます。

 
動脈硬化や心臓病などを予防したり、血液をさらさらにする効果もあるので、寒い季節や血流が悪くて悩んでいる人にもお勧めです。
また、季節ごとに流行する風邪などの感染症にかかりにくくしたり、ニキビや傷の治りを早くする効果も期待できます。
大豆などに含まれるポリフェノールの一種イソフラボンは、女性ホルモンのバランスを整える効果もあるので、生理不順や月経前症候群に悩む人も積極的に取り入れていきたい成分です。

 

 

ポリフェノールは体内に長時間留めることができない

緑茶に赤ワイン、コーヒー、紅茶と、普段よく口にする飲み物だけでも十分な量を摂取することができるポリフェノールですが、たくさんの量を一度に摂取しても、体内には3時間程度しか留めることができないことがデメリットです。
そのため、ポリフェノールの効率の良い取り方としては、一度にたくさんの量を摂取するのではなく、食事時や間食など小分けして摂取していくのがお勧めです。

 
食事時は野菜や果物から、間食時やリフレッシュタイムには緑茶やコーヒーなどの飲み物やチョコレート、ドライフルーツから、そして夜は赤ワインから摂取すれば、無理なく継続的にポリフェノールを摂取することができます。
是非自分の気に入った食材で、続けやすいポリフェノールの取り方を試してみましょう。

 

 

取り過ぎると歯への色素沈着や体への副作用がある場合も

緑茶やコーヒー、紅茶などを毎日飲み続けていると、前歯に茶渋のような色が沈着してしまい、歯科などで取ってもらったことのある人は多いと思います。
このような色素沈着になりやすいのもポリフェノールのデメリットです。
しかし抗酸化作用もあるし、様々な健康効果も嬉しいポリフェノールは、毎日コツコツ摂取していきたいものだからこそ、歯に色素沈着をしてしまうからといって摂取しないのは勿体ないことです。

 

簡単にできる歯の色素沈着ケア

ポリフェノールはしっかり取って、歯の色素沈着が気になったらこまめにケアをしていくようにしましょう。
毎日のケアとしては、色素沈着を防ぐ歯磨き粉の他に、重曹と塩を同じ量ずつ容器に入れて混ぜ合わせた、手作りの重曹はみがきも効果を発揮します。

 
使用する重曹はお掃除用ではなく、薬局などに売っている医薬品や食用のものを使用し、ジャムの空き瓶などに塩と合わせて入れて、洗面化粧台などに置いておくと便利です。
他にもイソフラボンやカテキンは、摂取量が増えすぎると健康を害する恐れもあるので注意が必要です。
特にイソフラボンは女性ホルモンに影響を及ぼすポリフェノールなので、過剰な摂取は避け、1日に75mg(サプリメントは上限30mg)を守り、効果的に摂取していくことが大切です。

 
どのような成分も過ぎたるは及ばざるが如しです。
ポリフェノールも一つの食品から摂取し続けるのではなく、様々な食品から色々なポリフェノールを摂取することで、栄養のバランスや特定のポリフェノールの取り過ぎを避けることができます。
規則正しい食生活を心がけながら、ポリフェノールの効果を十分に活かす自分なりの方法を見つけていきましょう。

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