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パパイン酵素の5つの効果とちょっと気になる副作用



乾燥肌
 
パパイヤやパイナップルなど、美味しそうなフルーツに含まれている消化酵素であるパパイン酵素は、美肌効果やダイエット効果など、優れた美容や健康に対する効果がいっぱいあることから、洗顔料に入浴剤、歯磨き粉、サプリメントと、様々な商品に配合されています。

そんな魅力的なパパイン酵素を毎日のスキンケアや生活に取り入れてみたいけれど、具体的にどんな効果があるのか気になるところです。
使い続けることで起こるおそれもある副作用も含めて、ご説明していきたいと思います。


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パパイン酵素は美の宝庫

パパイン酵素の効果と言えば、プロテアーゼと言われている、タンパク質を分解する効果です。
しかしパパイン酵素の実力はそれだけではなく、タンパク質と同時に、糖質や脂質も分解できることから、様々な美容や健康効果を得ることができます。
パパイン酵素は、多くの人にとって、嬉しい効果がいっぱいのまさに美の宝庫なのです。

消化力を高めてデトックス効果をアップ

タイなど熱帯の国の人は、胃腸の調子があまり良くない時、パパイヤを食べることがあります。
その理由は、パパイヤに含まれているパパイン酵素が、タンパク質や脂質、糖質を分解することから、食べ過ぎや胃腸が疲れて食欲が無い時など、食べた物の消化をパパイン酵素によって促進する効果が得られるからです。

胃腸の調子が改善されれば、自ずと体に必要な栄養素の吸収率も高まるので、肌の調子も良くなりますし、便秘を解消することにも繋がります。
便秘を解消すると、体内の老廃物をすっきり排出することになるので、ダイエットや美肌を目指す上でもとても効果的です。

肌の生まれ変わりを助け、肌トラブルを改善

肌は約28日周期で繰り返される、ターンオーバーと言われるサイクルで生まれ変わります。
しかし肌への過度な刺激や、合わないスキンケアアイテムの使用、紫外線やストレスなど、様々な日常生活の要因の積み重ねによって、どうしても古い角質が肌に残りがちになり、ターンオーバーのサイクルが乱れて、未熟な角質を作り続けてしまいます。

パパイン酵素をスキンケアに取り入れれば、肌に残りがちな古い角質をスムーズに除去することができるので、ターンオーバーのサイクルを整えて、あらゆる肌トラブルを改善していくことができます。

加齢によるシミやシワだけでなく、毛穴の開きやニキビ跡など、いつものスキンケアだけではなかなか改善することが難しい肌トラブルも、パパイン酵素を取り入れることで、少しずつ美肌へと近づけていくことができます。

 

虫歯や歯周病を予防する効果も

毎日歯磨きを頑張っていても、どうしても汚れや食べかすが残ってしまいますし、口の中には何千億とも言われる雑菌もいます。
これらの汚れや雑菌を長い時間放置していると、歯周病や虫歯の原因になりかねません。

パパイン酵素は、口の中の歯周病や虫歯の原因となる雑菌を殺菌する効果があるだけでなく、増殖を防ぐ効果があるため、パパイン酵素入りの歯磨き粉を使用することで、虫歯や歯周病を予防する優れた効果が期待できます。

 

抗菌作用や抗炎症作用で傷口の治りを早める

パパイン酵素には、抗菌作用や抗炎症作用もあります。
このことから、火傷や切り傷などの改善にも効果を発揮します。

ただし、タンパク質分解効果があるため、まだ塞がっていないぐちゅぐちゅした傷口には不向きです。皮膚が塞がった傷口に使用するようにしましょう。

食品の腐敗を防ぐのにも用いられる優れた殺菌効果があるので、傷口のばい菌の増殖を抑えて、スムーズな改善を促します。

 

パパイン酵素の気になる副作用は?

美肌効果やダイエット効果、殺菌効果と、様々な美容や健康に嬉しい効果があるパパイン酵素ですが、使用方法や体調によっては副作用を発症する場合もあるので注意が必要です。

パパイン酵素のアレルギー

パパイン酵素を含むパイナップルやパパイヤを食べると、稀に喉がイガイガする人がいます。
これはパパイン酵素によるアレルギー反応の一つです。

このアレルギー反応は、人によっては喉の違和感だけでなく、もっと重度の症状が出る場合もあります。パイナップルやパパイヤにアレルギーのある人は、パパイン酵素の使用に注意しましょう。

敏感肌の人は連用に注意を

角質層がデリケートな敏感肌の人にとっては、古い角質を除去する効果のあるパパイン酵素が肌の負担になる場合があります。
パパイン酵素をスキンケアに使用してみて、ピリピリと刺激を感じる場合は、使用を中止しましょう。

どうしても使いたい場合は、毎日ではなく週に一度など間隔を空けて、肌の負担にならないように使用することも大切です。

出血している傷や疾患のある場合は使用しないで!

パパイン酵素には、血液を固まりにくくする効果があります。
このことから、体に傷のある人や、手術前後の人、出血すると困る疾患のある人は、パパイン酵素の使用を避けるようにしましょう。

また、まだ血が滲んでいるような傷口にも、パパイン酵素は負担になります。
ニキビ跡などの傷口に使用する場合は、しっかり傷口が塞がった状態まで使用を待ちましょう。

 
このようにいくつかの副作用もあるパパイン酵素なので、使用の際は自分の体調や肌の状態をよく考えて、安全に使用するように心がけていきましょう。

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