子供の体臭とわきがの悩み対処法。匂いが原因で人付き合いに臆病になる子供もいます
遊びたい盛りの子供というのは、毎日のようにたくさん遊んで汗をたくさんかきます。
汗をかいたら臭うのはあたりまえなのですが、臭いがあまりにも酷いと気になってしまいますよね。
清潔な日本だと少しの臭いでも目立つ傾向が
特にわきがのような臭いだと子供だけでなく、その周囲にいる子どもたちに嫌がられていないか…
仲間はずれやいじめの原因になっているのではないか…
そのような事が気になってしまいます。
まず日本人というのはわきがは全体の1割程度だといわれています。
そのため、少し体臭がきつい程度でわきがなのでは?と疑ってしまうものです。
しかし、わきがの方というのはそこまで多くありません。大抵は普通の汗のにおいなのです。わきがかどうかをしっかりと確認してみるようにしましょう。
そもそもわきがというのはアポクリン汗腺から分泌されている汗に細菌が繁殖することで臭いを発しています。
そのため、非常に独特な臭いがします。
単なる汗の臭いではなく、苦い玉ねぎのような臭いがした時にはわきがを疑っても良いでしょう。
わきがはいつから始まる?
ではわきがはいつ頃から始まるのでしょうか?
生まれた時から毛穴がありますので、アポクリン腺も生まれた時から存在しています。
しかし、思春期を迎えるまではわきがのような臭いはしません。
思春期になってアポクリン汗腺の働きが活発になるとわきがの臭いも酷くなるといわれています。
つまり、成長の早い子供であれば、小学生のうちからわきがの臭いがすることもあります。
それならば、アポクリン汗腺を子供のうちから手術によって除去しておく、というのも1つの手段ではあります。
アポクリン汗腺は1度除去しても成長と共に増えることもある
しかし、子供のうちからアポクリン汗腺を手術によって除去したとしても、成長の段階でさらにアポクリン汗腺が増えることもあります。
そのため、アポクリン汗腺を手術によって処理するのであれば、18歳を過ぎたアポクリン汗腺の成長が止まる時期に行うのが理想的です。
まだわきがの臭いが目立ってはいなくても、両親がわきがの場合には子供もわきがになりますので、早い段階で手術をしておくというのは良い判断だと言えます。
わきがは酷い場合には本人が数分前にいた場所にまだわきがの臭いだけが残っている…そのような事もありますので、わきがを上手く処理して、わきがに悩まずにすむようにするというのもおすすめですよ。
わきがというのは体臭の中でも特に際立って臭いが強力です。
このわきがが原因で人と接せることに臆病になってしまう子供も非常に多いのです。
わきがの知識がない子供だからこそ親がしっかりとわきがに関する知識を持ち、最適な対処法を選択するようにしなければなりませんよ。