目的別お勧めの精油ブレンドレシピ:心身をサポートするアロマテラピー
アロマテラピーでは、気持ちの面と、体の面両方の側面から香りをブレンドしていきます。
体の気になる症状に合せたお勧めの組み合わせをご紹介します。
キャリアオイル20mLに対して精油は5滴が目安です。
お風呂に入れる時は浴槽にお湯を溜めてから精油をたらすようにします。
集中力を高めたい時
ベルガモット 2滴/ラベンダー 2滴/ペパーミント 1滴
仕事や勉強に集中したいのに、そわそわして集中できない時はベルガモットで前向きな気持ちにリフレッシュしつつ、ラベンダーでリラックスさらにペパーミントですっきりとした気持ちになります。ルームスプレーなどで取り入れてもいいですし、オイルを作っておいて肩まわりをマッサージするのもお勧めです。
ペパーミントの代わりにカモミールを使えば寝る前のトリートメントにもお勧めです。
また香りは記憶との結びつきが強く、同じ香りをかぐことで、その時の記憶が鮮明に蘇ることがあります。
暗記しなくてはいけないことがある時は、特定の香り焚きながら暗記をし、試験当日は手首や消しゴムなどに香りを付けて会場に持ち込むことで、記憶がよみがえることがあります。試験のお守りにもおすすめです。
お部屋の空気をきれいにしたい時
レモングラス 2滴/ユーカリ 2滴/ローズマリー 1滴
花粉の季節には常備しておきたいお勧めの組み合わせです。ハーブの香りがお部屋の空気清浄効果をもたらし、心身とものすっきりとした気持ちにしてくれます。蒸気を吸いこむことでのどや鼻がすっきりするので、お風呂に入れるのもお勧めです。
ローズマリーのかわりにペパーミントにすれば、咳き込んで苦しい時も症状が和らぎます。
食欲がない時
ベルガモット 3滴/グレープフルーツ 1滴/ラベンダー 1滴
食欲がない時は胃腸の働きが弱っている証拠です。胃腸が冷えたり、ストレスがあったりするのが原因のこともありますが、意外と多いのが背中や肩こりがある時です。
柑橘系の香りですっきりとした気分を取り戻し、肩や首をマッサージすることで胃腸がすっきりします。また足の裏の土ふまずをマッサージするのも効果的です。
食欲過多の時
ペパーミント 2滴/ローズマリー 1滴
食欲過多によるむかつきを抑える組み合わせで、お酒の飲み過ぎにも効果的です。
ストレスで自律神経が乱れ、食欲過多になっている場合は、足の親指を丁寧にマッサージするのがおすすめです。
グレープフルーツやゼラニウムを加えることで、むくみにも効果的なので、足裏からふくらはぎにかけてマッサージをするのも良いでしょう。