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発掘されたミイラの爪にも赤いネイルの痕跡が!爪のお手入れ&オシャレと世界の歴史



ネイル

 

 
皆さんはいつ頃からネイルってあったと思いますか?

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紀元前3000年の人たちもネイルを楽しんでいた?

実は歴史的には紀元前3000年から、ネイルの発端と考えられる行為があったと言われています。
その頃は花の汁などを使い、爪というよりも指先を染めるという風習があったそうです。
しかし、これは美しくするためというより、呪術的な要素が強く、採掘されたミイラなどの指先が赤く染まっていたという事実もあります。

 

 

ローマ時代には女性の美容意識は高かった

その後、ローマ時代には爪を美しく保つという意識が生まれだし、貿易が盛んだった地域からはクリームや爪の手入れをする人が少しずつ多くなったとされています。

 

 

芸術が盛んになると共に指先のお手入れ文化も発展しました

その後14世紀頃のルネッサンス時代には、当時生まれたバレエなどの芸術文化からも急速に化粧という文化が発展し、クリームなどを使って指先を手入れする事が行われたそうです。
実際に、バレエやオペラなどの演出でも指先の演出が始まりだしたのがこの時代なのです。
やはり芸術とファッションの関係性というのはいつの時代も同じなんですね。

 

 

爪のお手入れが始まったのは1800年頃から

その後、世界的に女性の身だしなみとして、「爪を手入れする」という行為が浸透したのは1800年頃からだと言われています。
しかし、まだこの当時は色を塗るという事ではなく、動物の皮に油を塗り、それで、爪をピカピカになるまで磨いていたそうです。
実はこの1800年頃から既にネイリストと呼ばれる職業があったそうです。

 
そして1900年代に入り、初めて爪に色を塗るという行為が始まりだしたのです。
それは、1930年代にアメリカで自動車用の速乾性ラッカーを開発した会社が、その副産物として現在の「マニキュア」と呼ばれる物を生みだし一般化。
これがネイル業界への大きな功績となっていったのです。
それからは瞬く間に爪に色を塗るというファッションが浸透し、更には映画で有名なハリウッドで1970年代に特殊メイクのチームによって、現在のスカルプチュアが生まれ、人工的に爪を作り上げると言う技術も開拓されていったのです。

 

 

ここ数年、ネイル文化は急速な進化を遂げています

その頃から日本にもアメリカの商品や技術が著しく導入し、発展しだし、1980年〜1990年代には日本でもネイルサロンがどんどん増え、今の現状となっていったのです。

 
意外と根本的なネイルの歴史って古いものなのですよ。
歴史を知ると、また違ったネイルの楽しみ方ができそうですね。

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この記事は当ブログのライター「ネエさん」が書きました。

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