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合成香料の4つのメリット~天然のものが優れているとは限らない?



アロマオイル
 
香料には天然香料と言って自然の動植物から得られるものと、合成香料と言って人工的に作られるものがあります。
合成香料は天然香料に比べて一般的には安価なものが多い傾向にあります。
天然から得ることができない、或いは天然のものが入手困難であるために代替えとして開発されたものが多いため、価格がお手頃なのは当然と言えば当然です。


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しかし天然香料にはファンも多く、こういうと意地悪な言い方になるかも知れませんが、ステイタスのように「天然」「自然」を崇拝する香水フリークは少なくありません。
確かに天然香料は確かに高級感があり今だ合成香料では表現しきれない香りも存在します。
しかしその逆もしかりで、合成香料がなければ表現できない香りもこの世にはあまた存在します。

私自身は天然香料も合成香料も両方に利点と欠点があり、どちらも甲乙は付け難いと考えていますが、今回は合成香料のメリットを幾つか上げて見たく思います。

 

1. 価格が安い

手軽に楽しめるのが合成香料の大きなメリットです。
天然香料は手に入りづらいものや現在ではほぼ入手不可能なものが幾つもあります。
そう言った香料はときとして金よりも高価である場合もあるのです。
合成香料を持ってすれば近い香りを比較的安価に表現することができます。

 

2. 安全性が高い

意外に思われるかも知れませんが合成香料は天然香料に比べ安全性の高い場合が多いです。
天然香料の多くは現在の安全保障の基準がない時代から作られているものです。
もちろん長く使われているのですからそれなりに安全であることがわかっているものが多いですが、現在製造されている合成香料は厳密な安全性の調査が行われていますので、安心して使うことができます。

 

3. 環境にやさしい

天然のもの=エコという印象を受けがちですが実はそうでもないのです。
なぜなら天然香料は動植物の命を奪うことで入手できるものが少なく無いからです。
天然香料採集のため、絶滅の危機に瀕した種もいるほどです。
合成香料は動植物界を侵すことを最小限に控えることのできる香料です。

 

4. 創造性が広がる

合成香料は天然には存在しない様々な香りを表現することができます。
また品質のバラツキを抑えることも可能ですし、細かいニュアンスをつける(例えば同じバラの香りでも色々あります)ことも天然香料に比べ容易です。

 
このように、合成香料にはそれなりの良さがあります。もちろん天然香料にも利点はあります。
それぞれの利点を生かし、より魅力的な香水の誕生に心がときめきます。

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