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皮膚が吸収する香り?肌で感じるアロマテラピー



精油が心身に作用するルートのひとつに「皮膚から血液へのルート」があります。
実は、精油は血液だけでなく、リンパにも入っていきます。

 

アロマテラピー

 

「皮膚からどうやって血液やリンパの中に精油が入っていくの?」と不思議に思うかもしれません。
でも、皮膚の構造を知れば「なるほど」と納得行くと思います。

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精油は皮膚を通過する!

私たちの皮膚は、角質層や皮脂膜が表皮を覆ってできています。
しかし、精油はとても小さいのでこれらを通過して、血液やリンパの中へと浸透していきます。
知っての通り、血液やリンパは全身をめぐっており、精油の成分も全身をめぐることになるのです。
では、「皮膚から」のルートでアロマテラピーを楽しむ方法を紹介します。

 

 

ボディートリートメント

ボディートリートメントは、キャリアオイルで希釈した精油を使ってマッサージする方法です。
ボディートリートメントで使うオイルの事を、トリートメントオイルといいます。
トリートメントオイルは、キャリアオイルに精油をまぜて作ります。
精油の濃度は1%以下にするようにしましょう。
肩などを自分でトリートメントするならば、キャリアオイル20ミリリットルに対して好きな精油0.2ミリリットルを加え、よく混ぜます。
このとき、ビーカーや攪拌棒などがあればよいですが、使い捨ての紙コップや割り箸でも代用できます。

 

自作トリートメントオイルの使い方

こうしてできたトリートメントオイルで肩などをさすったり、もんだりしてみてください。
力をいれて強くやるではなく、やさしく、リラックスして行いましょう。
照明を暗くしたり、好きな音楽をかけて、雰囲気を作るのもいいですね。
ボディートリートメントを行うのはお風呂あがりがベストですが、意外と部屋が汚れやすいものです。
部屋でボディートリートメントを行うときは、汚れても大丈夫なバスタオルや衣類を用意するとよいでしょう。
そういった準備が難しい場合は、お風呂場で行うのも手です。

 

 

手作り化粧品

精油を使って化粧品をつくることもできます。
市販の化粧品にはよくわからない成分が入っていて不安…という人も、自分で作れば何が入っているかわかって安心です。
つくれるものは、クレンジングオイル、せっけん、化粧水、パック、クリームなど様々です。
自分で一から作る場合には、精油の他に、無水エタノール、精製水、キャリアオイル、みつろうなど必要に応じて揃えなくてはなりません。
また、素材だけではなく、保存容器、ビーカー、攪拌棒なども必要になってきます。
これらはアロマテラピー専門店に行けば購入することができますが、
揃えるのが面倒、作るのが面倒、という場合には、精油を混ぜるだけでオリジナルの化粧品が作れる無香料の化粧品を使うと便利です。
ヘアケアも、無香料のシャンプーやトリートメントに精油を加えるだけでオリジナルのものが手軽に作れます。

 

トリートメントオイルや化粧品を作って保存する場合は、作成した日付や成分をラベル付し、早めに使いきりましょう。
精油はとてもデリケートなので、少し不純物が入るだけでも変質してしまいます。
器具は使う前にしっかりと消毒しておきましょう!

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