魅せる!正しい立ち方座り方~足の「キレイ」の保ち方【前編】
足も手と同様、わたしたちの生活に欠かせないパーツであるだけに、周りからの目線を受けやすいと言えるでしょう。
素敵なデザインのハイヒールを履いていても、歩き方ががに股であったり、ドカドカ歩いているのでは意味がありません。靴の価値が落ちてしまいます。
美しい足は正しい姿勢から
それでは、どのような足の位置や歩き方が美しく見えるのでしょうか?
まずは「ただ立っているだけ」の姿勢をチェック
鏡の正面に真っ直ぐ立ち、自分の全身を写してみましょう。自分の足に直面すると、「O脚が嫌だ」「X脚が嫌だ」「太ももがくっついていて醜い」など、とりあえず酷評してしまうものです。
少し自分の足に文句を付けたら、それを改善してみましょう。
正しい立ち方と言われるものがあります。膝頭がなるべくつま先を同じ方向に向くようにし、その状態でふくらはぎが離れすぎないよう、できるだけくっつけるようにします。
やってみるとなかなか上手く行かないことがわかるかと思いますが、この姿勢をできるだけ取るようにしていると、少しずつ筋肉がついていきます。
毎日1分でも良いので、心掛けてみることをオススメします。明らかに、足の見た目に違いが出てきますよ。
座り方の癖が、骨盤の歪みを招く
電車に乗って座席に腰掛けたとき、またはデスクワークで同じ姿勢に疲れたときなどに、思わず足を組んでしまっていませんか?
足を組む癖があると、骨盤が歪む原因となり、それ故に普段の足のポジションも崩れてきてしまいます。魅力的な足が失われるだけでなく、骨盤が歪むと体全体の健康にも影響が出てきます。
足を組みそうになったら「いけない!」と自分に忠告して戻してみましょう。
膝から下、ふくらはぎ~つま先までを直線上に揃え、両足をぴったりとくっつけることができますか?
できない場合は、その姿勢をキープできる時間を少しずつ長くしてみましょう。足の正しい位置に筋肉がつくことで、無駄な脂肪が落ちていくことが期待できます。
浮腫も解消!マッサージで疲れた足を労る
足を綺麗に保つためにオススメなのが、毎晩足をマッサージして労ることです。
どうしても夕方以降になると足に疲れが溜まり、特に足もとの循環が悪くなります。心臓に血液を戻すスピードが適切でなくなるため、浮腫の原因になるのです。
お風呂場で湯船に浸かりながらマッサージをするのが、筆者のオススメです。
湯船に浸かると、体の循環が水温と水圧の両方の効果で改善されるので、その効果にプラスして足をマッサージすると、翌朝の浮腫がかなり改善されますよ。
足の指をほぐしたあとに足裏を揉み、足の甲から太ももの付け根まで、心臓に血液を戻してあげるイメージでマッサージします。
難しい技術は必要ありません。まずは、優しくマッサージして、一日自分を支えてくれた足に「お疲れ様」を言ってみてください。
後編では、美しく見える歩き方について考えてみようと思います。