ネイリストになるための近道「ネイリスト技能検定試験」
セルフネイル好きが昂じてネイリストになった。
そんなネイリストはとっても多いのです!
そこで、ネイリストを職業にするためには、どんなステップが必要なのかを、解説していきたいと思います。
日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)実施の「ネイリスト技能検定試験」
ネイリストの試験は、美容師のような国家試験ではありません。
協会が主催する試験がネイリスト技量の目安となっています。
現在、一番大きな試験を行っているのは「日本ネイリスト協会」です。
試験は「日本ネイリスト協会」の中の「日本ネイリスト検定試験センター」が実施。
基本の試験は下から、3級、2級、1級とあり、その上には認定講師の試験もあります。
それぞれに筆記と実技があり、認定講師は面接もあります。
それでは各級について簡単にご紹介しましょう。
(2012年までの累計情報)
ネイリスト技能検定試験3級
試験:1年に4回実施(1、4、7、10月)
合格率:90%弱
受験資格:義務教育を修了していれば受験可
スキル:ネイリストベーシックのマスター。
ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識。
筆記試験:30分 実技試験:70分
実技内容:ネイルケア、カラーリング、フラットアート(絵具で描くもの)
ネイリスト技能検定試験2級
試験:1年に2回実施(4、10月)
合格率:40%
受験資格:ネイリスト技能検定試験3級取得者のみ
スキル:サロンワークで通用する
ネイルケア、リペア、チップ&ラップ、アートに関する技術及び知識。
筆記試験:35分 実技試験:前半35分 後半55分
実技内容:ネイルケア、チップ&ラップ、カラーリング、フラットアート(絵具で描くもの)
ネイリスト技能検定試験1級
試験:1年に2回実施(4、10月)
合格率:40%弱
受験資格:ネイリスト技能検定試験2級取得者のみ
スキル:トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術及び知識。
筆記試験:40分 実技試験:150分
実技内容:スカルプ(2種)、ミックスメディアアート(立体と平面との混在)
ネイリストになるには2級取得が必要
内容や合格率を比較して頂けるとお解りかと思いますが、3級はあくまでも、「基本を理解している」程度であり、2級で初めてネイルを仕事に出来る域になるのです。
すなわち、ネイリストとしてサロンワークをするには、最低でも2級を所持していなければ、就職はかなり困難なのです。
ネイリストになるには、まずは「ネイリスト技能検定試験」で2級を取得する事から始まるのです。
ネイリストを目指してみようと思う皆さんは、まずはしっかりしたスクールを選んで、ネイルの基礎から学んで下さいね!