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お呼ばれマナー七か条。到着前~玄関編:遅れる場合の連絡は電話で。メールは×



お呼ばれ

 

お祝い事やパーティなどのちゃんとしたお呼ばれじゃなくても、ご自宅に招待されることはよくあります。
そんなときに知っておくと必ず役に立つマナーを3回に分けてご紹介します。
実践すると、しっかりした女性だと思っていただけること間違いなしです。
目上の方がいらっしゃるお呼ばれでは必須のマナーです。

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到着前・玄関・手土産編
和室・お手洗い編
おいとま・お礼状編

 

第1条:訪問時間は5分前後を目安に

あまりにも早く行きすぎたり、遅く行きすぎたりするのはもっての外です。
だいたい約束の時間の5分前から、5分後を訪問の時間と考えるのが妥当です。もし5分以上遅れるのであれば、わかった時点で「ごめんなさい。~分くらい遅れてしまいます…」と先方に電話を一言入れましょう。

 

メールじゃダメ?ダメです!

ここでは、メールで連絡するのは、やはり失礼に当たりますので電話で連絡するのが好感を持たれます。
なぜならば、訪問先の方は、お茶を出すためにお湯を沸かしたり、お茶菓子を用意したりして、良い状態でおもてなしをしようと時間を計算しながら準備を整えているはず。
ですので、そんな時にメールに気づくのはなかなか難しいですし、電話で簡潔に連絡をするのが最適です。

 

 

第2条:訪問先のおうちに上がるときは心遣いのある振る舞いを

訪問で大切なことは、何よりも相手への心遣いです。
もちろん、突然の訪問は避けて、事前に相手の都合を聞いてから訪問するのは、基本のマナーです。

 

コート、マフラー、手袋はチャイムを鳴らす前に外す

まず、訪問先に到着したら、入り口でのマナーがあります。
コートやマフラー、手袋などは、玄関のまえで外してから、チャイムを鳴らして訪問を告げましょう。
しかし、真冬などで、チャイムが外にある場合などは、中に入ってから、靴を脱ぐ前にコートやマフラーは外しましょう。

 

靴をそろえる動作はエレガントに

靴を脱いだら、コートは手にもって中に入ります。
靴を脱いで上がるときは、わざわざ体の向きを変えて後ろ向きに靴を脱いで上がることはしません。
まず、普段どおり靴をそろえて脱ぎ、上に上がってから、ひざをついて靴の向きを変え、玄関の隅の方にそろえて置きます。
この作法は、訪問時だけでなく、飲食店や、お寺などで靴を脱ぐときは必ずこの方法で脱ぐととてもエレガントで綺麗です。
この時、お尻を訪問先の方に向けるのは失礼にあたるので、気を付けましょう。

 

 

第3条:手土産は風呂敷で

さすがに、ここまでは普段はしなくてもいいとは思いますが、ここぞと言う時や、正式な場に遭遇したときの為に、知っておくのは大事だと思いますのでご紹介します。
訪問の手土産にお菓子などを持っていくときは、お店で入れてもらった紙袋のままではなく、風呂敷に包んで持っていくのが正式なマナーになります。

 
「風呂敷なんて古風すぎて恥ずかしい!」なんて思うかもしれません。
しかし、最近は、お洒落な風呂敷もたくさん出回っています。1枚だけでも持っておくと何かと便利なので、お勧めします。

 

つまらないもの、欲しいですか?

手土産を渡すときは「つまらないものですが」と言わずに、たとえば「私の好きなお菓子なのでお持ちしました。どうぞ。」などと、その品物を選んだ理由を添えて渡しましょう。心がこもった感じが、先方に伝わりますし、話の話題にもなり手土産だけで距離がぐっと縮まるきっかけにもなります。
ちなみに、果物、生花、生鮮食品は、基本的には室内に持ち込まないで、玄関先でご挨拶が済んだあとに、両手で差し出すようにしましょう。

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この記事は当ブログのライター「ちなみ」が書きました。

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