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なぜ乾燥肌になるの?お肌に水分を保持し蒸発させない対策とは



年齢を重ねると肌の乾燥を感じることが多くなるのは人間の身体の中の水分量にも関係しているようです。

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人間の身体の中の半分以上が水分というのは広く知られていることです。赤ちゃんの頃は約75%、幼年期には70%、成人になると約60%になります。


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老人になると50%程度にまで低下するので加齢によって肌が乾燥するのは自然の流れです。老人になると細胞が水分を蓄えられなくなることが原因の一つのようですが、健康のためには充分な水分を摂ることは生きるために必要なことです。

ただ肌の乾燥に関しては体内の水分量の低下だけが原因ではないようです。


水分量が豊富な20代でも乾燥肌に悩む人がいるのは何故?

例えば20代で体内の水分量が豊富な世代でも乾燥肌に悩む人がいます。これは肌が水分を維持できるために必要な条件が整っていないからなのです。

肌の乾燥は若々しい肌にとって大敵です。

年齢関わらず悩む人が多い乾燥肌の仕組みを理解して、効果的なお手入れに取り入れてみましょう。


肌が水分を保持するためには?

肌が水分を保持するためには角質層の細胞が柔軟でなければいけません。角質層はブロックのようなモノが重なり合って出来ています。その隙間に水分が行き渡っている状態が理想です。

そのためには角質細胞が正しく整っていることが必要になります。角質層の細胞が正しく整うためにはコラーゲン線維が支えること、さらにヒアルロン酸という水分保持成分が充分に存在していることが条件になってきます。

そこに充分な水分を与えてあげれば角質層の隅々にまで水分が行き渡り、ふっくらした肌を保てます。


お肌の水分の蒸発を防ぐためには?

だた、水分というのは蒸発してしまいます。水分の蒸発を防ぐために肌にはバリア機能があります。その役目をしているのがセラミドという成分です。

セラミドは表皮で外部刺激から肌を守る役目と水分の蒸発を防ぐ役目をになっている重要な成分です。

若い世代の人が乾燥肌に悩むのはセラミドが不足することが原因になっているケースが多いと言われています。


間違った洗顔方法をしていませんか?

それは間違った洗顔方法などで皮膚のバリア機能をするセラミドまで洗い流してしまうことで肌の水分と皮脂のバランスが崩れてしまい、結果として肌細胞の正しい状態を乱すことによるものです。

年齢を重ねた肌では角質層の細胞を支える成分が不足してくるので表皮の下でも乾燥の原因が次々に起こっているわけです。

乾燥肌を改善するためには油分の膜を張って水分の蒸発を防ぐだけではなく、肌が水分をしっかり蓄えられる状態に整えることから始めることが大切です。

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