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脂性肌の改善方法…悩める顔のテカリ、化粧崩れの原因と対策



鏡を見る女性
 
肌が脂っぽいと、顔全体がテカテカになってしまいます。また、せっかくメイクをしてもすぐに崩れてしまうので、一日に何度も化粧直しをするはめに……。なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか? 改善法と併せてご説明します。


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肌が脂っぽくなる原因

肌がベトついてしまう原因は、大きく分けて3つあります。それは、乾燥・食事・ストレス。なぜこれらが原因で肌が脂っぽくなるのか、詳しく調査してみました。

 

1. 乾燥

「肌が乾燥していたら、脂は出ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、肌には外部の刺激から自分を守ろうとする機能があるため、水分量が足りない状態が続くと、自ら脂を出してうるおいを取り戻そうとするのです。
また、おでこや鼻の頭はベタつくのに、ほっぺや口の周りは乾燥しているという状態を「混合肌」と呼んでいますが、これは部分的に水分量が不足することから起こります。

 

2. 食事

肌にうるおいを与えるNMF(天然保湿因子)は、栄養が偏るとうまく分泌されなくなります。特にたんぱく質は重要なので、肉や魚、乳製品、卵、大豆などをメニューに取り入れ、毎日食べるようにしましょう。
また、過剰な皮脂の分泌を抑えるものとして、ビタミンB2が含まれるうなぎ・海藻・レバー、ビタミンB6を含むまぐろ・大豆・小麦胚芽などを摂るのも効果的です。
逆にあまり食べないほうが良いものは、揚げ物、脂肪分が多いもの、白砂糖が使われたお菓子、アルコールなどです。

 

3. ストレス

過剰なストレスに晒されると、交感神経が優位になって男性ホルモンの分泌量が多くなります。男性ホルモンには皮脂を作り出す作用があるので、これが肌のベタつきに関係してくるのです。
ストレスがたまったら、おいしいものを食べたり、思いっきり好きなことをしたりしてリフレッシュしましょう。女性ホルモンと似た働きをする「イソフラボン」を含む大豆製品を摂ったり、持ち物を女性ホルモンを増やす色であるピンク色に変えたりするのも効果的です。

 

脂っぽい肌を改善するお手入れの仕方

矛盾しているようですが、肌の脂を抑えるためにはうるおいを与えることが大切です。
肌が「水分が足りない」と感じているうちは皮脂分泌も止まらないので、清潔にした上でセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分を含む化粧品を使いましょう。混合肌の人は、それぞれの部位の乾き具合に合わせて化粧品の量を調節してください。

また、脂性肌の人は毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすいので、定期的に毛穴のお掃除をすることも必要です。洗顔前にきちんとメイクを落とし、蒸しタオルでじゅうぶんに毛穴を開かせたら、洗顔料を使って丁寧に洗いましょう。このとき、脂をとろうとして脱脂力の強いものを使うと余計に状態が悪くなるので、気をつけてください。
洗顔後は、開いた毛穴をしっかり閉じるため、保湿力のある化粧品でお手入れしましょう。たっぷりとなじませることで肌の水分バランスが整い、毛穴が開きにくくなります。

 

脂性肌の改善法まとめ

脂っぽい肌から卒業するには、保湿を心がけることと、栄養バランスのとれた食事を摂ること、ストレスをためないことが大切です。また、肌のターンオーバーを促す成長ホルモンの分泌を助けるため、夜の10時~2時の「ゴールデンタイム」にはなるべくベッドに入るようにしましょう。

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この記事は当ブログのライター「藤村 華子」が書きました。

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