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段階別ニキビの種類



一口にニキビと言っても、ニキビには色々な種類があります。ニキビの種類を知ることは、ニキビ対策へ繋がります。正しいニキビの知識を得て、ニキビを撃退しちゃいましょう。
段階別ニキビの種類
ニキビは「白ニキビ」からはじまって、そこで治してしまえばよいのですが、ひどくなると第5段階の「紫ニキビ」になってしまいます。ここでは段階別にニキビの種類を解説しています。

第1段階の「白ニキビ」

白ニキビは、ニキビの中でも最も初期段階のニキビです。

毛穴がコメド(角栓)や、皮脂に角質などでふさがれてしまっている状態のことを指します。

ただ毛穴に汚れが溜まっている状態で、まだアクネ菌による炎症などもないので、痛みなどはありません。肌に白くて小さい吹き出物のようなものが出来ていたら、それが白ニキビです。

白ニキビが出来てしまったら、過度に手で触ったり、毛穴に詰まった汚れを”自分で”無理矢理押し出したりするのはNGです。(皮膚科で押し出す処理をする場合もありますが自己処理はオススメできません)

毛穴が開いて皮脂が酸化して黒ニキビになったり、炎症を起こしたりとニキビが悪化する危険性があるからです。


第2段階の「黒ニキビ」

黒ニキビは、毛穴が詰まって皮脂が溜まり、それ肌表面に押し出され皮脂が酸化してしまっている状態のこと。

特に小鼻の周りなど皮脂分泌が多い場所に出来やすい、毛穴に黒いブツブツが出来ている状態です。

黒ニキビも、白ニキビと同様、まだ炎症が起こっていない初期段階のニキビです。

白ニキビと同じく、過度に手で触ったり押し出したりなど刺激を与えると炎症を引き起こすので絶対に避けましょう。

白ニキビも黒ニキビも、毛穴の詰まりを取り除くことが治療の基本となりますので、普段よりもていねいに洗顔、クレンジング、スキンケアを行うようにするのが効果的です。


第3段階の「赤ニキビ」

赤ニキビは一般的に「ニキビ」と呼ばれる状態のこと。毛穴の内部で、アクネ菌が繁殖して炎症が起こっている状態です。

毛穴と毛穴周辺が赤く腫れ上がっているのが特徴です。

人によっては、痛かったり痒かったりの症状もあります。

ニキビは炎症が起こった状態から、治療後に跡が残る危険性が出て来ますので、出来るだけ早く皮膚科を受診したりニキビ薬を用いたりして、治療を行うことが大切になります。


第4段階の「黄ニキビ」

赤ニキビがさらに悪化して「膿み」が出来た状態です。(白にきびと間違えやすい)

毛穴に詰まって押し上げられた膿みが黄色い色をしているので「黄ニキビ」と呼ばれます。

この段階にくると、アクネ菌がリパーゼと呼ばれる酵素を生み出し、毛穴の組織を破壊し始めます。

そのため、ニキビが治っても肌表面が色素沈着したり陥没してクレーター状になったりする危険性があります。自分でニキビを潰すと、クレーターのように跡が残ってしまうので絶対に潰したりするのは避けましょう。


第5段階の「紫ニキビ」

黄ニキビが更に悪化して、血と膿みを生じてしまっているニキビです。

赤紫色に腫れ上がっているのが特徴です。

この状態になると毛穴の周囲にまで炎症が及んでいるので、炎症と化膿を幾度も繰り返し、ケロイド状態になってしまっていることもあります。

この段階では自力でのケアはほぼ不可能です。一日も早く、皮膚科を受診することが大切です。

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